遠方に住む、娘からわたしの父に電話がきた
孫の夏休みの宿題で
「戦争について」
を聞き取りしているらしい

聞いている娘は、父の話しに涙ぐんでいるようす

わたしは、考えた

娘は、父と暮らしていたから、話しを聞けば涙も出るだろう

今から戦争に関わっていない人が増える。
家族が戦死して、苦渋をなめた遺族は減る

加えて、うなぎ登りの離婚率

優しいお爺ちゃん、おばあちゃんがいない児童が増える

ゲームで、バンバン人を倒している児童が「戦争」を、どう実感するのかな?

孫は自閉症スペクトラム。
忖度、想像、空気を読む。が、出来ない。
夏休みに図書館に行き、本を借りた。
感想を聞くが、なんと言っていいのかわからないようす

そこで、わたしは登場人物を知り合いに置き換えた

すると「にいにいは、悪いね」
とか
「ばあやんが行けたら良かったのにね」
など、理解してくれたようだ

本を選んだのは、孫だけど
感想を話し合いできるように、わたしも読んだ

泣きそうに、いや本当に涙が出る本が、たくさんある

「ばあやん泣いた」
と、言えば 次に読んだ孫が
「ばあやん、僕はこっちで泣いた」
と、違うところで泣いたようす

そういう会話も楽しかった

国語は、すべての勉強の基礎だからこれが苦手なのは、壊滅的に難しいことになる

片足だちょうのエルフ。

これは、孫の公文の宿題にあったが途中で終わり「本を借りて読みましょう」と、書いてあった

図書館で見つけた孫が
「これ、ばあやんが読みたいって言ってたやん」
と、カートに入れてくれた

孫が1番心打たれたのは
「泣いた赤鬼」だった
最初は、青鬼が去って泣く赤鬼がかわいそうだ。と、言っていた

わたしが、青鬼の置き手紙を分かりやすく話すと、青鬼の思いやりに気がついたようで、涙をボロボロ流してきた

孫は、考えて
「みんなが仲良く出来たら1番良かったのに。お芝居しないとわかってくれない村人はいないよ 本当に仲良くしたいなら、何回も何回も村人に言えば良かったのに」
と泣いた

孫は、優しいなあと思って
「そうねえ」
と、わたしは答えた