
母の実家は大百姓。
キャベツだったり、カリフラワーだったり、トマトだったり、そりゃたくさん作っていた
幼い時に、わたしはいとこと畑について行った 遊んだけど、喉が渇いたの
「のどかわいた」
「トマト食っとけ」
「どれでもいいの?」
「おう!」
いとこはトマトなんて食べない❗って言うから、わたしだけトマトもいで食べた
昼間の太陽でぬるいトマト
でも。あの青くさい汁がうまくて
「じゅうじゅう」いいながら吸い付いた
いとこの顔がひきつる
「うまいか?」
「うまいよ、世界1うまいよ」
母の兄は笑っていた
「お前も食えよ」いとこは
「いらん」
なんで食べないのかいとこに聞くと、朝、昼、晩にトマトが出るらしい
「わたしがみかん嫌いなのと一緒ね」と言うと
「舞子はみかんだけじゃん、わたしはキャベツもカリフラワーもトマトも嫌い」
「そっか」
あっという間にたくさん食べた
いとこがおじさん呼んだ
「舞ちゃん、ここ全部食べたんか!?」
「だってやめられないよ!めっちゃ美味しいよ」
「お前食いすぎ」
みんなで笑ったな
あのトマト畑は開発で、なくなった
母の兄も亡くなった
今のトマトは、トマトじゃないね酸味がありどろどろ種のあるトマトが懐かしい
もうないかな?