少し体調が良いので久しぶりに日記を書いてみる。3/3の手術から2週間近く経つが、体調がまだ不安定ではある。


先日アップアップガールズ(2)が野音で単独ライブを行った。本来なら彼女と初参戦する予定だったが、僕のがんの手術により行けなかった。12月のZeppが初参戦予定だったが、その時は彼女の体調不良で見送りとなった。配信ではみたが初参戦できなかったのは残念。もし参戦しても“地蔵”どころかもはや“大仏”になる可能性もあったし、あるいは“後方彼氏面”ならぬ“後方初心者丸出し”になっていた可能性もあった。僕としては楽しんでいるんだけどね。 



さてさて野音といえば1996年7月のさんピンCAMPが一番に思い浮かぶ。当時は九州の端っこに住む子供だったので行けなかったし、スマホなんか無い時代だったので、さんピンCAMPから1年くらいしてそんなイベントがあったのを知った。20年くらい前に「何回ダビングしたんだよ!」とツッコミたくなる、当時の裏ビデオのような画質の映像をみた。画質はゴミだったが、どしゃ降りのなかB系やストリート系の若者でパンパンになっており、彼らが大いに盛り上がっているのは伝わった。熱気というか物凄いエネルギーだったろうなぁ


体調が戻らないことには退院すらできないので、アプガ(2)への初参戦がいつになるかは全く分からない。ただ退院して体調も問題なさそうなら必ず行きたいと思う。とりあえずは体調をしっかり戻すことに専念しよう!

昨年の夏あたりからアプガ(プ)きっかけでアプガチャをみるようになった。アプガ(プ)自体は彼女たちのデビューから何となくチェックはしていたし、姉妹グループがあることも知っていたが、そもそもアイドルに1ミリも興味がないのでそれらのグループは全く知らなかった。しかしアプガチャを見続けていたらいつの間にやら(仮)と(2)のメンバーの名前と顔とメンカラが一致するようになった。



僕の彼女はアイドルが好き。というかかわいい子が好きなので、ソロになる前からあのちゃんを知っていた。彼女が泊まりに来た時に何となく一緒にアプガチャをみていたら彼女は(2)が好きになったようだ。おかげで泊まりに来た時や、ドライブに行く時は8割くらい(2)の曲が流れている。


今も甘ったるいアイドルソングには全く心が動かないが、しょっちゅう耳にしているので(2)の曲は最低でも10曲はタイトルがわかる。個人的にはPuPが一番好き。

PuPに限らないけれど、(2)の曲は90年代〜2000年代前半に学生だったアラフォーおっさんの僕にはどこか懐かしさを感じる。恐らく作曲者が僕より少し上の恐らく90年代に学生だったというのも関係しているんじゃないかと思う。PuPは曲調も90年代後半とか2000年代前半くらいのテレビ番組のエンディングで流れていそうな感じでアイドルに興味がない僕でもスッと入ってきた。またダンス動画もあがっているが、そちらはダンスの振りやフォーメーションがどことなくMAXを連想させるものだったので、「コレいいな」と思った。




今はサブスクで自由に音楽を聴ける時代ということもあってか、10代や20代前半の若い人たちのなかには昭和歌謡だったり、80年代から90年代前半くらいまでの曲が好きという人も少なからずいる。ところが不思議なことに90年代後半とか2000年代前半の曲が好きという人は見聞きしたことがない。僕自身がその時代に学生で青春時代を送っていたからというのもあるかもしれないけれど、当時は最も音楽が自由だったような気がする。大手の事務所やレーベルが力を持っていてゴリ押しなんかもあったが、それでも多種多様な音楽がその前後の時代より多く生まれたんじゃなかろうか?

例えば一発屋みたいなグループもいくつかあったが、一発屋が生まれるのもある意味ではそうした自由さを物語っているように思える。


…と、ここまで書いていてふと思ったが、その時代というのは自由であったが故に体系化しづらく、そのためあまり好まれないのかもしれないという気もしてきた。まぁ、単に中途半端に古さを感じるだけなのかもしれないけれど。



いつの時代もそうだと思うが、商業的にヒットするにはその時代の若い女性に刺さらなければならない。(2)の曲は僕のようなアイドル興味ないアラフォーおっさんには刺さるとは思うが、若い女性に刺さるかは分からない。今の楽曲を否定するというのではなく、そもそもどんな曲が若い女性に刺さるか僕には分からないという話。

ちなみに29なのでもう若いとも言えない彼女はカスタムにきちゃんがどことなくミニモニ。を思わせるらしく好きな曲の1つだそうな。



いつも通りグダグダ書いたが、野音は再び入院とならなければ彼女と参戦するつもり。初めてのライブは12月のZeppの予定だったが2人して体調崩したのでチケット買っただけで終わってしまった。

東女は3月にビッグマッチを控えている。そこでは3種類全てのベルト戦があるだろうことは多くの人が予想できたことだろう。現在行われているタッグトーナメントの優勝チームがビッグマッチでユキニキに挑戦というのも当然誰もが予想できること。となるとシングルのベルトを持っている山下、荒井の2選手のチームの優勝は無い。さらに山下選手に挑戦が決まっている未詩選手の白昼夢の優勝も無い。

多分タッグトーナメントはでじもんに勝たせてそのまま3月に奪取という流れなんだろう。



でじもんの2人は頑張っているんだろうし、キャラクターは好きだけどここで彼女たちに巻かせるのは長期的に考えてプラスにならないように思えてしまう。


プロレスは何でもありだし、どんなキャラもありだと思う。しかし一部の特殊なベルトを除いて、ベルトというのは説得力のある強さが根底にあってのものだと思っている。彼女たちは人気はあるのだろうが、強さとなると『?』しか浮かばない。むしろ人気が彼女たちの伸びしろを縮めてしまったように感じる。


動画だったか週プロのインタビュー記事だったか忘れたけれど、確か山下選手が『ベルトを巻きたいというだけでは巻けなくて、ベルトを巻いて何がしたいか・どんな景色を見せたいかというビジョンが無ければ巻けない』と語っていた。コレは非常にうなずけるものだった。いわゆる初期メンは何かしらそうしたものを主張したり、あるいは言葉にしなくても伝わってくるものがあった。ところがいわゆる98年度組とか新世代と言われる選手たちからはそうしたものが全く伝わってこない。でじもんはその筆頭と言っても過言ではないかもしれない。


でじもんが嫌いとかではなく、彼女たちにベルトを巻かせるのは既定路線だったとして、説得力のある強さや巻いた後のビジョンが全く見えないので、巻かせるのに懐疑的ということ。



前述の世代で最も白ベルトに近いのは渡辺未詩選手だと思う。ぶっちぎりで。

技に説得力もある彼女なら山下選手からベルトを奪える可能性が最も高いと思うけれど、未詩選手はベルトを巻いた後にどうしたいかというのをもっと語ってほしいと思う。そうした部分があまり見えないので、勝敗予想としては山下:未詩=7:3か6:4くらいかな、と。


わちゃわちゃなのは良いと思うし、それが魅力だとも思う。新人選手も入っている。しかしそれなのに後楽園ホールでさえ動員に苦戦している。未詩選手のようにそうじゃない選手もいるが、98年度組とか新世代と言われる選手たちやその下の世代の選手たちの試合をみていたら「そら、そうなるよなぁ」と。

仲良いことは良いことだと思うけれど、初期メンはそれでも試合となるとピリッとした雰囲気になる。しかし下の世代にはあまりそうしたのは感じない。それが団体のカラーと言われたらそれまでだけど、とんでもない目玉カードでもあった12月の10人タッグの時でさえ南側のオレンジ色だけじゃなく、北や東西にも空席があった。集客力の下降は否めないんじなかろうか?



ベルトの話から脱線したが、好きな団体の1つであるのは間違いないし、もっと盛り上がってほしいという気持ちからこんな日記を書いた。まぁ、選手やフロントなどの関係者や他のお客さんの目には触れないだろうから良いか。