昨年の夏あたりからアプガ(プ)きっかけでアプガチャをみるようになった。アプガ(プ)自体は彼女たちのデビューから何となくチェックはしていたし、姉妹グループがあることも知っていたが、そもそもアイドルに1ミリも興味がないのでそれらのグループは全く知らなかった。しかしアプガチャを見続けていたらいつの間にやら(仮)と(2)のメンバーの名前と顔とメンカラが一致するようになった。



僕の彼女はアイドルが好き。というかかわいい子が好きなので、ソロになる前からあのちゃんを知っていた。彼女が泊まりに来た時に何となく一緒にアプガチャをみていたら彼女は(2)が好きになったようだ。おかげで泊まりに来た時や、ドライブに行く時は8割くらい(2)の曲が流れている。


今も甘ったるいアイドルソングには全く心が動かないが、しょっちゅう耳にしているので(2)の曲は最低でも10曲はタイトルがわかる。個人的にはPuPが一番好き。

PuPに限らないけれど、(2)の曲は90年代〜2000年代前半に学生だったアラフォーおっさんの僕にはどこか懐かしさを感じる。恐らく作曲者が僕より少し上の恐らく90年代に学生だったというのも関係しているんじゃないかと思う。PuPは曲調も90年代後半とか2000年代前半くらいのテレビ番組のエンディングで流れていそうな感じでアイドルに興味がない僕でもスッと入ってきた。またダンス動画もあがっているが、そちらはダンスの振りやフォーメーションがどことなくMAXを連想させるものだったので、「コレいいな」と思った。




今はサブスクで自由に音楽を聴ける時代ということもあってか、10代や20代前半の若い人たちのなかには昭和歌謡だったり、80年代から90年代前半くらいまでの曲が好きという人も少なからずいる。ところが不思議なことに90年代後半とか2000年代前半の曲が好きという人は見聞きしたことがない。僕自身がその時代に学生で青春時代を送っていたからというのもあるかもしれないけれど、当時は最も音楽が自由だったような気がする。大手の事務所やレーベルが力を持っていてゴリ押しなんかもあったが、それでも多種多様な音楽がその前後の時代より多く生まれたんじゃなかろうか?

例えば一発屋みたいなグループもいくつかあったが、一発屋が生まれるのもある意味ではそうした自由さを物語っているように思える。


…と、ここまで書いていてふと思ったが、その時代というのは自由であったが故に体系化しづらく、そのためあまり好まれないのかもしれないという気もしてきた。まぁ、単に中途半端に古さを感じるだけなのかもしれないけれど。



いつの時代もそうだと思うが、商業的にヒットするにはその時代の若い女性に刺さらなければならない。(2)の曲は僕のようなアイドル興味ないアラフォーおっさんには刺さるとは思うが、若い女性に刺さるかは分からない。今の楽曲を否定するというのではなく、そもそもどんな曲が若い女性に刺さるか僕には分からないという話。

ちなみに29なのでもう若いとも言えない彼女はカスタムにきちゃんがどことなくミニモニ。を思わせるらしく好きな曲の1つだそうな。



いつも通りグダグダ書いたが、野音は再び入院とならなければ彼女と参戦するつもり。初めてのライブは12月のZeppの予定だったが2人して体調崩したのでチケット買っただけで終わってしまった。