1969年までは、
どこの原発でも核のゴミはドラム缶に詰めて、
近くの海に捨てていた!



作成日時 : 2011/09/21
【海が壊れたら、人類は生きていけない!海水は生物の血】
http://tajimashinji.at.webry.info/201109/article_8.html

転載します ↓ 

1997年にガンで逝去された平井憲夫さん
(原発現場で現場監督として働かれた配管の専門家)が、
核の放射性廃棄物の処理について書いておられます。

「原発を運転すると必ず出る核のゴミ、毎日、出ています。
低レベル放射性廃棄物、名前は低レベルですが、
中にはこのドラム缶の側に五時間もいたら、
致死量の被曝をするようなものもあります。
そんなものが全国の原発で約80万本以上溜まっています。

日本が原発を始めてから1969年までは、
どこの原発でも核のゴミはドラム缶に詰めて、
近くの海に捨てていました。
その頃はそれが当たり前だったのです。
私が茨城県の東海原発にいた時、業者はドラム缶をトラックで運んでから、
船に乗せて、千葉の沖に捨てに行っていました。

しかし、私が原発はちょっとおかしいぞと思ったのは、
このことからでした。海に捨てたドラム缶は一年も経つと
腐ってしまうのに、中の放射性のゴミはどうなるのだろうか、
魚はどうなるのだろうかと思ったのがはじめでした。
いくつドラム缶があるのか、廃棄物業者が300年間も続くのか
どうか。どうなります。現在は原発のゴミは、青森の六ケ所村へ
持って行っています。全部で300万本のドラム缶をこれから
300年間管理すると言っていますが、一体、300年ももつのか 」

そして2011年9月、福島原発は、チェルノブイリ原発の事故を
はるかに上回る放射性廃棄物を、空へ、地へ、海へ放出しています。
3.11より半年以上になるのに、いまだに原発は収束されていません。
三陸海岸の周囲の魚は、高濃度の放射線量のためにすべて獲ることを
禁じられています。この深刻な状況はいつまで続くのでしょう?

夕方、買い物に行くと、魚には、さんま、サバ、いわし、まぐろ、
かつおなど福島や岩手産などが目立つようになりましたが、
手は自然に静岡産、北海道産、三重産、日本海側、輸入物など、
東方地方から離れた地域の魚に伸びていきます。
これは風評被害というものではありません。
怖ろしい被爆の結果が、確実に、今、日本人の体を深く蝕んでいる
と思います。


転載終わり
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原子力政策、電力政策、原発の歴史年表

http://icchou20.blog94.fc2.com/blog-entry-49.html
必見 ↑ 


日本で最初の原子力発電が行われたのは1963年(昭和38年)10月26日で、
東海村に建設された動力試験炉であるJPDRが初発電を行った。 


東海発電所
茨城県那珂郡東海村白方1-1
東海村にある東海発電所は日本最初の商業用原子炉である。
営業運転開始日 1966年7月25日
(1998年3月31日営業運転終了)


(2番目)1970年:敦賀発電所
1969年10月3日 - 1号機、初臨界に達する。
営業運転開始日 1970年3月14日
(日本初の商業用軽水炉、万博会場への送電を開始)


(3番目)1970年:美浜発電所
1970年7月29日に、1号機が臨界に達し、1970年8月8日に大阪府吹田市で
開催されていた日本万国博覧会の会場に約1万kwを試送電し、会場内の
電光掲示板に送電されたことが表示された[6][7]。
1号機は、同年11月28日に営業運転を開始し、
電力会社として初めて原子力発電の運転を開始した。



(4番目)1971年:福島第一発電所
営業運転開始日 1971年3月26日
(2011年3月11日事故停止、2012年4月20日廃止)

 建設のピークは70~80年代




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  わんわん
管理人

どこの原発でもと話している事から、東海発電所だけとは
考えにくいので、少なくとも、敦賀発電所と美浜発電所は
話の中に入っていると考えられます。

というのも、
営業運転開始日が1970年という事は、1969年頃には、当然、
試運転や様々な作業をしている訳で、核のゴミも出たでしょう。
敦賀発電所と美浜発電所のある福井県の若狭湾で取れた魚は、
相当にやばかったと云う事になりそうです。
文殊も大飯原発も福井でしたね。
一体どないなっとんのや、福井は。



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茨城は、動力試験炉であるJPDRと東海発電所の二つですが、
千葉沖に捨てていたと証言しています。
恐らく、海流を計算して行ったものと推測されます。 

しかし、若狭湾あたりの海流をみると、東北方面に流れています。
この影響によって、一体どれだけの人間が被爆したのか想像も
つきませんが、ガンなどに罹り亡くなった人もいるのではないか。

これが、全然問題にならないなんてどうかしている。
もう、無茶苦茶ですね。
1970年以降は、本当に海洋投棄が行われなかったかどうかも
あやふやで、真相は闇に葬られたままに終わるでしょう。
ただ一つ確かな事は、原発が存在する地域は、海も山も大気も
汚染されるのだけは間違いないってことです。
表に出て来ないのは、隠し通しているからに他なりません。

1970年から今日までの若狭湾、並びに、その近辺のガン発症例
を統計で一度調べてみる必要がありそうです。


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