【訂正と追加説明】 

チェルノブイリの4倍の放射能放出の昨日の記事





福島は広島型原爆4,023倍、

チェルノブイリの4倍の放射能を放出と東電が発表

http://ameblo.jp/64152966/entry-11352648651.html



昨日の記事の中に疑問点が御座いましたので、

訂正、並びに追加説明をさせていただきます。



http://www.examiner.com/article/fukushima-cesium-equals-4-023-hiroshima-bombs


御紹介した上の記事  は、

読売が間違った数値で飛ばし記事を掲載する→間違った数字で
しかもヨウ素換算値(40倍)であることを見落として英語圏で
ブログが書かれる→日本逆輸入「東電は発表していない!」


・・・という事らしいのですが、大新聞がこんな間違いを
果たしてするものなんでしょうか?
皆さんで、御覧になって確認してみてください。

但し、途中、何等かの手違いはあったと推測出来るのですが、
本当の総放出ベクレルは、数値がたくさんあって確実なものは
わからないというのが本当のところのようです。

そもそも、保安院と安全委員会が出した数値が、
一体どこまで信用に値するものかという疑問は残りますが、
取り敢えず、出ている数字を元にするしかありません。


しかし、調べて見ますと、かなり専門的な知識が無いと
ちょっと、気づくのは難しいと思います。

私と同じ様に記事を掲載して、訂正・説明文を出しておられる
方の記事が詳しく解説されていますので、
それを抜粋して御紹介致します。


━─━─━─━─━─ 以下 ↓

東京電力発表のセシウム137の放出量は、
チェルノブイリ原発事故の4倍!36万テラベクレルと激増!←(追記)
出典の読売英字版の字足らずによる誤解?


出典元は日本の新聞社、読売新聞と・朝日新聞。←(追記)※ENE-NEWSの誤解の可能性があるので注意して下さい。読売新聞英字版が、日本語版のように細かい補足・○○基準と記事に明記しなかったことが、原因の可能性があります。
(追記 5月24日12:00の時点)

日本語版を確認したところ、ヨウ素換算とあるので追記しました。下記、枠内の引用記事のタイトルに4倍となっていますが、日本語版に記事もあったので確認した所、「ヨウ素換算」とあるので注意して下さい。

原発事故評価レベル7と、セシウムのヨウ素換算値の計算式(by INES)
※・・・このセシウムの値に40を掛けたのが、ヨウ素換算値になる。・・・

つまり、係数をかけてこの値になっている可能性があります。

※従って、管理人が引用した記事のタイトル及び、内容が誤っている可能性がありますので、その点について注意して下さい。

(下記の可能性)
一定の値がかけている福島原発事故のCs137の値 : 何もかけていないチェルノブイリ事故のCs137の値

該当箇所。どちらも読売新聞

TEPCO combined the two methods and repeated its calculations under different conditions. It reached a final estimate of 400,000 terabecquerels of iodine-131 and 360,000 terabecquerels of cesium-137.

東京電力では、2つの方法を組み合わせて、異なる条件で計算を繰り返した。最終的な推定値は、ヨウ素131は40万テラベクレル、セシウム137は36万テラベクレルとの結果に至った。
(これも読売新聞。管理人。)            
  ↑
追記 読売日本語版  ヨウ素131が40万テラ・ベクレル、セシウム137が36万テラ・ベクレル(ヨウ素換算)とする試算をまとめた。

[...]360,000 terabecquerels of cesium-137?

セシウム137は、36万テラベクレル?





Tepco estimates total cesium-137 release from Fukushima at 360,000 terabecquerels — 4 times higher than Chernobyl’s 85,000 terabecquerels  予備
Published: May 23rd, 2012 at 6:00 pm ET

東京電力はセシウム137の推定量は、チェルノブイリ原発事故の85000テラベクレルの4倍にあたる、36万テラベクレルと発表した。

TEPCO estimate sees more radiation than NISA’s  予備
The Yomiuri Shimbun
May 24, 2012


東京電力は、原子力安全·保安院のより多く放射能汚染があると推定している。 
読売新聞
2012年5月24日


Tokyo Electric Power Co. has estimated the total amount of radioactive substances discharged from its Fukushima No. 1 nuclear power plant measured 760,000 terabecquerels, 1.6 times the estimate released by the Economy, Trade and Industry Ministry’s Nuclear and Industrial Safety Agency in February.

東京電力は、経済産業省の原子力安全保安院が発表した1.6倍にあたる、76万テラベクレルが福島第一原発から放出された放射性物質の総量と推定していた。

[...]

There are two ways to estimate the amount of discharged radioactive substances.

放出された放射性物質の量を見積もるには、​​2つの方法がある。

[...]

TEPCO combined the two methods and repeated its calculations under different conditions. It reached a final estimate of 400,000 terabecquerels of iodine-131 and 360,000 terabecquerels of cesium-137.

東京電力では、2つの方法を組み合わせて、異なる条件で計算を繰り返した。最終的な推定値は、ヨウ素131は40万テラベクレル、セシウム137は36万テラベクレルとの結果に至った。
(これも読売新聞。管理人。)            
  ↑
追記 読売日本語版  ヨウ素131が40万テラ・ベクレル、セシウム137が36万テラ・ベクレル(ヨウ素換算)とする試算をまとめた。

[...]

360,000 terabecquerels of cesium-137?

セシウム137は、36万テラベクレル?

According to Asahi last September:  予備

昨年9月の朝日新聞によると

Of various radioactive materials, the amount of cesium 137 was 15,000 terabecquerels in the Fukushima accident, about one-sixth the 85,000 terabecquerels in the Chernobyl accident.

様々な種類の放射性物質があり、セシウム137の量は福島事故は15000テラベクレルで、チェルノブイリ原発事故の85000テラベクレルの約6分の1とされていた。

Cesium 137 levels of the atomic bomb dropped on Hiroshima were far lower, at only 89 terabecquerels.

広島に投下された原子爆弾のセシウム137の量は、はるかに少なく、89テラベクレルだった。

放射性物質の放出された総量に関して、natureでは既に福島原発事故はチェルノブイリ事故を超えていると発表されていました。

セシウム137も格段に多いことになります。ということは、セシウム134は発表しないのでしょうか。

▲福島原発事故のセシウム放出量増加のニュース、分かりやすい印象操作。



ところが、Stohl らが原発事故の再現結果に基づいて推定した放出キセノン133の量は1.7×1019Bq、セシウム137の量は3.5×1016 Bqで、政府の見積もりよりキセノンが約1.5倍、セシウムが約2倍となった。

(中略)Cs137の放出量を抽出。

福島 Cs137 保安院 1.5×10^16Bq /Nature 3.5×10^16Bq
広島 Cs137 8.9×10^13Bq







名無しさん@12周年2012/02/29(水) 21:03:34.03ID:28ZVOf3t0(3)参照 (1)

チェルノブイリとの比較(福島の正確な数値はたくさんあってわからないね)

チェルノブイリ
総放出ベクレル 1880万テラベクレル
キセノン133 650万テラベクレル
ヨウ素131 180万テラベクレル
セシウム 13万7千テラベクレル

福島
総放出ベクレル ?
キセノン133 1670万テラベクレル

ヨウ素131 63万テラベクレル
セシウム 5万7千テラベクレル

広島原爆
総放出ベクレル 89万テラベクレル
ヨウ素131 6万3千テラベクレル

キセノン133がチェルノブイリ以上にでているようだ。
キセノン133は体内に蓄積しないので内部被曝はしないようだが
当日、原発近くにいた人は強い外部被曝をしている可能性がある。


 わんわん
管理人

上記の内容を本当に理解しようとすると、骨が折れると思いますが、
学習の意味でも、おさらいをする必要がありそうです。

こういった専門的な数式の計算は、難しいですね。
お騒がせした事につきましては、深くお詫び申し上げます。

もし万一、間違いや訂正箇所があった際には、その都度、
御報告させていただきますので、どうかご容赦下さい。

大変申し訳御座いませんでした m(_ _ )m