ホルムアルデヒド最新情報まとめ




portirland さんより一部拝借 

http://portirland.blogspot.jp/2012/05/520_21.html



$wantonのブログ     




毎日新聞 2012年05月20日 23時58分(最終更新 05月21日 00時20分)

 国土交通省関東地方整備局は20日午後11時から、藤原ダム(群馬県みなかみ町)
からの放水量を2.6倍に増量したと発表した。

 同省によると、埼玉県行田市の行田浄水場でホルムアルデヒドの濃度が午前7時で
1リットル当たり0.01ミリグラムだったのが午後6時現在では同0.068ミリグラムと
再び基準値の同0.08ミリグラムに近づいてきた。向井正大・同局河川環境課長は
「放水量の増量により、濃度を薄めて押し流す必要があると判断した」と話した。
利根川・江戸川水系から取水している茨城、群馬、埼玉、千葉の各県と東京都からの
増量要請を受けた措置。


放水した藤原ダムの位置については、下記をご参照。

             上下矢印

  


$wantonのブログ



 税金と保険の情報サイトさんより

http://www.tax-hoken.com/news_8fbkmf6ui.html




◆ 原因はセシウム除染?

ホルムアルデヒド検出を「放射能の影響」とする説には根拠が薄いため、

「デマ」と断じる声が多いが、実は無視できない論文が米国で発表されている。

セシウムの除去にホルムアルデヒド樹脂が効果を発揮する、というものだ。

米の「SAVANNAH RIVER NATIONAL LAVOLATORY」が2007年に公表されたもの。

利根川水系の上流域で除染に使われたホルムアルデヒドが流れ込んだのでは、

との推測がささやかれている。



◆ 有力視される矢木沢ダムの放流説

これとは別に、矢木沢ダムの放流を原因とする説も、一定の説得力を持つ。

福島第1原発事故により、首都圏の水源である群馬県にも大量の放射性物質が降りそそいだ。

放射性物質は雨水などに運ばれて低地に集まる傾向がある。

利根川の水源である矢木沢ダム(奥利根湖)では、今年1月に発表された環境省の調査

データによると、湖底の泥から2,900ベクレル/kgのセシウムが検出されている。

湖水からは検出されていないが、大量放流などを行えば、湖底の泥がまき上げられ、

高濃度のセシウムが水に混ざる可能性が高い。

セシウム134・137はβ線とγ線を放出する。このうちγ線には有機塩素化合物を崩壊させ、

クロロホルムとアルデヒドを生成する作用がある、との研究結果を財団法人・高度情報科学

技術研究機構が発表している。

実際、
ホルムアルデヒドが検出された浄水場は塩素を使用している施設のみで、浄水に

オゾンを使用している施設では検出されていない。

18日から矢木沢ダムが大量放流を行っていたため、この説を有力とみる人も多い。




◆ 急がれる原因究明

ホルムアルデヒドは塩素と有機物質が反応することでも発生する。水中のプランクトンと

反応して、生成されることもある。

ダムの放流が原因だとしても、まき上げられた泥などに含まれる有機物が塩素と反応した

可能性もある。いずれにしろ放射線説が一定の説得力を持つ中、

望まれるのはこういった説を一掃するだけの「証拠」を持つ原因究明だ。



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 ホルモアルデヒドが発生した原因は矢木沢ダム(ホットスポット)

   放流か?
http://www.facebook.com/hanayuu999/posts/226594860777300


この記事よりコメントを御紹介




検出された浄水場は一つではない、なんと6カ所もあった。
タイミング的にもそろっている。

しかし、利根川の上流に、それらしい汚染源は存在しないし、
川の水質異常も発見されなかった。

同じ水源でも、オゾン浄水を持つ施設は問題なく稼働、
微生物を利用した浄化施設のところだけ。

ホルムアルデヒドは、塩素消毒の複製生物。
塩素に頼れば、当然増える。

これらの事実から、君たちの推論は?

◆ 

つまり、塩素を大量に使う必要が浄水場にあったということか?
セシウム除去するために無理し、その結果ホルモが発生ということか?

たしかに、利根川にホルモアルデヒドが放出されたのではなく、利根川を汚染している

セシウムを除去するための化学処理の段階で、ホルモが浄水場で生成されたと考えるべきかも。


やっぱ、上の方で指摘されてた、例年5~7月くらいにしか試験放流しない、

矢木沢ダムに溜まった雪解け水に原因があるんだろうな
かなり高濃度に汚染蓄積されてたか…




利根川水系ダム底質モニタリング結果
奥利根湖 750bq/kg(乾泥)
赤谷湖 1690bq/kg(乾泥)
藤原湖 4600bq/kg(乾泥)

群馬県内の公共用水域における放射性物質モニタリングの測定結果について
(注:PDF)
http://www.env.go.jp/jishin/monitoring/result_pw120113.pdf


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おおっ。水道水中のセシウムは、活性炭で除去しているんじゃなくてホルムアルデヒド使って

たのか!大量に使わないと、もう飲めないレベルなんだろう。使いすぎて検出か。

QT>「レゾルシン/ホルムアルデヒド樹脂のセシウム除去のパフォーマンス」




わんわん

管理人


この上のツイ-トが、かなり注目されたようです。


まず第一に、問題になっている6カ所の浄水場において、


ホルムアルデヒド樹脂のセシウム除去が行われているという事実は確認出来ていません。



浄水場に入って来る大量の水の浄化に、もしホルムアルデヒド樹脂がセシウム吸着として


使われていると仮定したら、そのセシウムを吸着したホルムアルデヒド樹脂は、定期的に


塩素などを循環させて洗浄する必要があります。


その時に、どういった化学反応が生じるのかといった難題が一点あります。



次に、洗浄に使った大量の水をどのように処理して、排水しているのかという問題がありますが、


以上のこの3点をきちっと解明出来なければ、この件の論議は意味をなしません。



但し、セシウムを除去するための化学処理の段階で、ホルムアルデヒドが浄水場で生成された


可能性が強く疑われているとするならば、当然、無視出来ない案件です。



ホルムアルデヒドが検出された浄水場は塩素を使用している施設のみで、浄水に

オゾンを使用している施設では検出されていない。



やはり、塩素が重要なポイントになりそうです。


この議論で重要な点は、放射能由来でホルムアルデヒドが発生したのではなく、


放射能除去処理の過程で、発生した可能性が疑われる事です。


考えますに、放射能除去という作業そのものに、各自治体は、まだ経験が浅く、


作業工程の手順やマニュアルに、何等かの大きな欠陥があった可能性も排除出来ません。


結論的にはは、ホルムアルデヒド樹脂そのものが今回のトラブル原因ではなく、


その洗浄設備の洗浄の作業工程にこそ、大きな問題点が潜んでいる言えそうです。




しかし、ここまでの仮説も、先のテロ説同様に確定した訳ではありません。


ただ、今の時点で、かなり詳細が絞り込まれてきたように思います。


少なくとも、放射能影響によるホルムアルデヒド発生の可能性は薄いように思います。