「中編」 福島、そして汚染地域!今もっとも大切な事は何か!


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避難しない事に理由を見つけようとしたら、幾らでも見つけられます。

避難しなければいけないと感じた人も、その理由は幾らでも見つけられる

でしょう。

この議論をする前から、その人の心の内は、もう既に決まっているのです。

その人の心で決めた事に、あれこれ言ったところで仕方ありません。


ここで問題になるのは、本心は避難したいのだけど、色々な事情があって

実行に移すのに躊躇している人達の話になります。


ただその前に、一つだけお話しておきます。

実は、私の記事の中で昨日一番アクセスのあったものは以下のものでした。

フクイチ4号機、もしもの緊急避難時の手引書  2012-01-09


実に、もう2週間以上も前の記事です。

ここまでの累計でも、この一つの記事だけで35,193アクセスあります。

これの意味する事は、実に大きいと思います。


やはり、原発のもしもの時の事を大勢の人達が如何に気に掛けているか

という事の証明になるものでしょう。

ものすごく大きな心の負担になっているのは間違いありません。


これは実にまずい情況といえると思います。

DNA研究で、世界的に有名な、元筑波大学教授の村上教授の著書の中

では、長期に渡って嫌なストレスをかけつづけると、人間や動物たちのガン

戦う免疫機能のスイッチが off になるそうであります。

無論、ガンだけではなく、免疫低下により様々な病気の発症を招く結果に

なるという実験結果を世界に公表しています。


これでは、福島や汚染地域におられる人は、放射能でやられる前に、

精神的ストレスで心身ともに駄目になってしまいそうです。

その免疫低下の上に、更に放射能が追い討ちをかけるという事になって

しまいますと、まことにもって非常にまずい事になるのは誰にでも判ります。


避難するしないは置いといても、心のケアがものすごく重要になって来ると

思います。一番手っ取り早いのが、無論、遠くに避難する事には違いない

のですが、それが出来ない人の事も考えなければいけないと思います。


一つだけ確かな事は、それによって様々な病気になったとしても、誰も

助けてくれませんし、どこに訴える事も出来ないということです。

福島原発では、原発作業員の方が、悲しくも次々と病院に運び込まれた

挙句にお亡くなりになっておられます。それにも関わらず、東電は放射能

との因果関係は無いと言い切っています。

恐らく、日本人が絶滅するまで同じ事を言い続けるでしょう。

日本人を絶滅させても原発を守り抜きたいという決意の表れと認識すべき

かもしれません。


話は元に戻りますが、やはり、この心のケアは、これからも最重要事項と

なって来ます。しかし、この問題を大きく取り上げている記事は、残念なが

らほとんど見当たりません。それに、原発の危険性や降り注ぐ放射能汚染

の現実から目を逸らせて心の安定を図ろうとしても何の問題解決にもなり

ません

『4号機倒壊の危険性も放射能による内部被爆も気のせいさ (^O^)/』・・・

なんてね (_ _。) 。


こういった問題もありますので、避難したいのだけど、どうしようかとお悩みの

人は、早急に御判断をされたほうが良いと思います。


判断をしたら、それを行動に移す決断をする事が次に求められます。

当たり前の事を言うな! と感じられた人もおられると思いますが、決して

そうではありません。


実に素朴な事ではありますが、最重要事項であり、決定的分岐点になります。


これを気持ちの中で、きちんと整理出来ないと何も始まらないのです


それでは、具体的にどのように考え、どのように動けば良いのかという問題

について、現実的な話をする事に致します。


「後編」・・・へと続きます。






勇気を奮い立たせ


   まさに決断の時!

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