福島、そして汚染地域!今もっとも大切な事は何か!「前編」


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ここ最近、ツイッターやブログなどで、色々と情報収集していますが、

毎日、原発関連を中心に様々な情報が山のように溢れています。

無論、問題提起として必須なのは良く分かるのですが・・・


しかし、今現在、最も重要な事は何かと原点に立ち返ると、やはり

その地域に今も住んでおられる人たちの事を置いて他にはありません。


ここまでの推移を見ていますと、そのほとんどの人が、成るようにしか

ならないと、開き直ったお気持ちで、日々を過ごされているようです。

国や県、各自治体が、あの体たらくですから、無理もないのですが。


しかし、今から10年後、20年後の未来から、今現在を振り返るとしたら、

恐らく、多くの心ある国民の人たちが自責の念にかられるのでは

ないでしょうか!


もっとあの時、何かが出来たはずだと!


無論、個人で出来る事などたかが知れているのかもしれないですが。

もっとも大きな何かが出来るはずの国や県が、原発マフィア利権に

よって汚染され尽くされている現状では、成す術もないのでしょうか!


この問題は、大変微妙な問題であり、簡単に言及するのは、極力

避けて来たのも事実です。


避難を口にするのは容易いですが、この問題について本気で議論

している記事は、ついぞ見かけませんでした。

ある意味、それほど大変困難を極める問題だからでしょう。


「避難しなさい!」、という言葉だけは無数に目にしましたが・・・。

ほとんどの場合、ただそれだけで終わってしまっています。

恐らく、誰も火中の栗を拾いたくないのは人情として良く分かります。


ここまで避難・移住している人達というのは、ある程度以上の余裕のある

人達です。

しかし、今日明日の生活だけで精一杯という人達が大半なのが現実であり、

そのような方々を中心に考えなければならないと思うのです。


もし私がその立場だと仮定して考えようとしても、頭の中が混乱してしまい

そうです。


避難しようにも、行った先で住居も次の仕事も見つけなければいけません。

行った次の日から困ってしまうのです。

当面の生活費100万円を直ぐに用立てられる人は少ないでしょう。


更に、車のローンや家のローン、その他にも支払い義務のあるものが

様々あるでしょうから、当然それらは移住した先にも追っかけて来ます。


このような身に迫る切実な問題をどうするのかといった議論無しに、

簡単に「避難しなさい!」、なんて言葉は、当事者の人には届かない

でしょう。


それに、行った先で明日をも知れない行く末を考えた時、どうせそんな

事になるくらいなら、今のままでいようとほとんどの人が考えるでしょう。


そういった人達の本音の気持ちを後押しする勢力も大勢います。

政府・東電・マスコミ・御用学者・県・自治体の大合唱が聞こえて来ます。

こういった勢力からの声のほうが、より耳に届くでしょう。


人間という動物は、やはり安心したいのですよね、心の奥底の本音の

部分では。 『きっと大丈夫なんだ!』・・・と。

人間誰しも、そんなに強くはないでしょう。

一体、この人達を誰が責められるでしょうか!


責められるべきは、東電であり、官僚政府であり、マスコミであり、

そして県・自治体、御用学者たちなのです。


今回の記事では、取り敢えずここまでにしておきます。

次の記事で、いよいよ本題へと移りたいと思います。

次回の記事は、移住について本心から悩んでおられる方のみ御覧に

なられるようにお願い申しあげておきます。



Akiane Kramarik17

              http://labaq.com/archives/51712345.html