中国人脱獄者は、広島刑務所が

「シャバ」より「天国」と舞い戻ってきた真実


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レオヤナギ 様の記事が面白かったので御紹介


以下引用部分のみ転載 ↓



◆広島市中区の広島刑務所から脱走(1月12日午前)し、わずか2日で
逮捕された李国林容疑者(40)。結果的には「逮捕」ということだが、
よく調べてみると、「舞い戻った」というのが正確なところのようだ。

 まんまと脱走したものの、この寒風吹きすさぶなかである。着るものは
民家にしのび込んで手に入れたけれど、食いものに困った。ウッカリ表に
出て行けば、住民に捕まってしまい暖かい部屋に泊るところもない。

ヘタをすれば、凍死しかねない。国際電話をかけても、中国の身内は、
電話にも出てこない。国際電話代は高いので、いつまでもかけ続けること
はできなかったらしい。
 結局、この日本での「天国」は刑務所だったということだ。自由はなくても、
寝るところと三食は保障される。刑務所の外は「地獄」だったのだ。

◆広島刑務所といえば、以前にも書いたが、尾道支所というのがある。
「高齢者専門」の刑務所で有名だ。受刑者の平均年齢は75才と聞く。
40才の李国林容疑者=受刑者には、残念ながら尾道刑務所への入所資格
はない。入るには、あと25年はかかる。

広島刑務所尾道支所は、このところ、高齢受刑者には人気抜群なのだ。
とにかく刑務官が優しい。冬には「湯タンポ」を用意してくれる。
食事も高齢者用に軟らかいものを出してくれる。おかゆは定番だ。時々、
肩をもんでくれる。認知症になってしまった受刑者に対しては鈴木宗男が
告白したように、受刑者が刑務作業のひとつとして介助や介護をしている。

親孝行なる子供が絶滅危惧種になった現代では貴重な存在だ。また、
「カラオケ大会」も開いてくれる。受刑者の間では故郷を思い出して、
「北国の春」を唄う者が多いという。

 受刑者の多くは、刑期が満了に近付くに連れて「うつ病」にかかる。
出所した後の行くアテがないからだ。親はとっくの昔にあの世に旅立っており、
兄弟や親せきは「前科者」との絶縁を宣言しており、近づけない。

友人も知り合いもいない。知り合いと言えば、刑務官であり、親しくなっている
受刑者だけが親兄弟以上に扱ってくれる。「三食昼寝付き」に近い生活、
暖かい部屋に寝具、そして風呂にも入れて、体操もでき、高齢者向けの
軽作業に従事すれば、労賃さえもらえる。「シャバ」よりは「天国」と思えて
当然なのだろう。寒空の下、死と向き合いながら寝床を求めてさまよう
ホームレスと比べれば、まさに天と地の違いである。

 ちなみに、出所者の80%が「ただ今」と言って舞い戻ってくる。刑務所が
「2度と来るんじゃないよ」と諭しても、「絶対に帰ってきてやる」と捨てセリフ
を残してどこかへ旅立ったハズなのに、ほどなくして帰って来るのだ。

帰ってくるからには当然、帰れるだけの罪を犯しているわけだが、その罪名
には、タクシーの無賃乗車が多いと聞く。出所して山陽本線に乗って「下関」
まで行き、関門海峡を渡り、小倉駅で下車する。そこでタクシーを捕まえて、
「山口まで行ってくれ」と言う。山口に着くと、無銭乗車を告げて交番に突き
出してもらう。

運転手はカンカンだが、気にせずに「おまわりさん捕まえて下さい」と言って
手錠をハメられて、ニッコリする。
尾道刑務所に移送されて、「ただいま」と舞い戻ってくるのだ。

 なんだか変な話だが、「尾道刑務所」は、
そのうち「尾道特別養護老人刑務所」と改称されるかもしれない。


引用終わり


     『光軍の戦士たち』

参りましたね、尾道といえば、私の家から車で1時間のところですよ。
今の日本社会の底辺で喘いでいる人にとって、唯一、刑務所がその人達
にとってのパラダイスだったなんて、笑うに笑えない話です。

そりゃそうだ、寒風吹きすさぶ冬空の夜のホ-ムレスなんかするよりも
ずっと楽チンで、しかも衣食住が保障されてる。
富士山の麓は、今や自殺の名所になってしまっていますが、寒さに震え
ながら、この世を呪いながら冷たくなって惨めな最後を遂げるよりも、
刑務所のほうがずっと良いのは間違いない。

その内に刑務所ランキングなんてのが出来るかもしれませんね。
入るんだったら、どこそこのアソコがいいぞ、何て噂話が、
日本全国で持ち上がるような事になるんじゃーなかろうか。
もしかしたら、刑務所お勧めランキングなんて本も出るかもしれない。
あそこの刑務所は、メシがうまい・・・なんてね。

景気は悪くなる一方だし、生活保護もどんどん打ち切られ、縮小傾向に
向かうのは間違いないし、残された道は刑務所しかないのか あせる

ただいまー、・・・って帰るところが唯一刑務所しかないなんて、本当に
悲しい現実だよね、特に高齢者の方々にとっては。

もし私が刑務所に入るんなら、やはりパソコンが必需品です。
【ワントンのワンワン刑務所日記】なんて、結構人気が出るかも (^O^)
パソコンの持ち込みは、さすがに無理か。

だけど考えて見ると、日本社会の底辺で喘いでいる様々な気の毒な人達
を少なくとも経済的に助けようと思ったら、実は簡単なんだよね。
原発マフィアに流れているお金の、ほんの数パーセントもあればOK チョキ



日本に残された最後のパラダイス

刑務所に入れてもらって

Together わんわん わんわん わんわん

さあ、みんなで歌おう 音譜

北国の春 ラブラブ