溺れるナイフを読みました
ジョージ朝倉さんの漫画好きです
ストーリーの最後の方より、最初のほうが好きでした
子供特有の何でもできるという感覚
全能感
私は持っていたのかな
持っていたとしたらピークは中学生だった
彼女たちが生きているのと同じ田舎町で
近所の話が筒抜けで
正直息苦しくてしょうがなかったけど
だから自分は潔白でいようとした
誰からも悪口をたたかれず
成績優秀、品行方正(笑)
告白されても全部断った
うっかり誰かの好きな人と付き合うわけにはいかないからね
先生からの信頼も厚く
親たちには笑顔であいさつ
友達関係も敵に回すと厄介なところは抑えながら
自分のテリトリーをきちんと作った
正直周りの人間を見下していました
どうしてみんなもっとおうまく立ち回らないのだろうと
あの頃の私は
誰からの好意も取りこぼすことはないと思っていました
男女とも好かれすぎて嫉妬に巻き込まれることはあったけれど
結局好きならコントロールできるんじゃないかって
うぬぼれていたのです
あの頃の私は
人とうまくやるのは簡単なことだと
人の優位に立つことは簡単なことだと思っていました
でも大学入学してからも付き合っていた高校の時の同級生に
とるに足らないこの生活でなんでもできると盲信しているあなたが嫌い
と別れたのです(笑)
たぶんその盲信のせいでまわりを馬鹿にする態度をとる
その様が昔の自分とダブってイライラするのでしょう
全能感どこで失われたんでしょう
おもいだせないなぁ
・・・・・
あと登場人物に対する気持ち
ナツメ
好きです。美しさという力。わたしもほしかったなぁ。
というかこんな女の子になりたかった
ナツメはほんとに綺麗だけど、
わたしはどうしてもみじめなカナに共感を持ってしまうから
大好きにはなりきれない、憧れでした
コウちゃん
よくわからない人。
でも重ね合わせてしまう人がいます
彼氏。(笑)
その人も田舎の王様だったから。
私の知る彼はいまだに全能感を持ち合わせていて
だから、かれの思考や行動に
私の存在が1mmも含まれていないように感じても
結局許してしまうのです
だって彼はなんでもできて
私が口出せるような次元に生きていない
大友
大好き。
愛してる。
結婚して。
こんな人がこの世にいたら私だって恋をします
青春しちゃいます
大友のことが好きすぎて、大友を粗末にするナツメも
仲よくいられなくなったコウちゃんも嫌いになりそうでした(笑)
カナ
じっとり
ねっとり
でも自分の暗部が共鳴する
きれいなものに人一倍憧れるのに
自分の限界がわかってしまって
明るいほうに進めないのです
肯定しながらも嫉妬に追いつかれそうで
怖くて紛らわすために他とつながったりします
カナの言った
完璧な両想い同士で幸福な初体験なんてあるのか的な話
まったくもってそう思うわ
この漫画は
キラキラとドロドロがセットで
自分の奥に埋もれていた部分を
ナイフでえぐられたようで
しばらく余韻に浸ってしまったので
こうやって久しぶりに書いてみた
私もきらきらしたいな
どうやったら自分のなかでくすぶっている
もしかしたらもう消えてしまっているかもしれないような
くすんだビー玉のようなものを
見つけてもらえるかを考えてきた
暴いてもらいたいなって思ってた
あわよくばそのビー玉みがいてよ
宝石かもしれないじゃん
って思ってたんだけど
私も自分から発光したい
探さなくてもわかっちゃうそんな光
遠くからでもわかっちゃうそんな光
あ、閃光少女聴きたいな