今日のヒントは、
「私は数学なんかをして
人類にどういう利益があるのだと
問う人に対しては、
スミレはただスミレのように
咲けばよいのであって、
そのことが春の野に
どのような影響があろうとなかろうと、
スミレのあずかり知らないことだと
答えて来た。
私についていえば、
ただ数学を学ぶ喜びを食べて
生きているだけである。」
岡 潔 数学者
人は、すぐ「その意味」を求めたがる。
生きる意味とか、
存在する意味とか、
ありとあらゆるものに
意味を見出そうとする。
悪い癖だ。![]()
そもそも
生きる意味など
分かる必要があるのか?
なぜ自分がこの世に存在しているのかを
知ってどうする?
意味を求めすぎれば、
苦しくなるでしょ。
答えなどわからないまま
生きていけばいいのにね。
2011年の大震災のときに、
私の住む地域は
震度6強だったのね。
道路のアスファルトは、
パッカリ割れて、
土手を固めるコンクリートは崩れ落ち、
マンホールは、地面から
飛び出し、歩道のタイルは
波打ってバラバラになったの。
そのとき、見た光景が
忘れられなくてね。
その飛び出したマンホールの
すぐ脇に、タンポポが
咲いてたの。
道路わきのコンクリートの隙間で
まっすぐ咲いてたのね。
まるで何もなかったように。
それを見た時
とてもショックだったの。
これほど壊れてしまったものの中で
小さく弱い生物が
なんのダメージも無く生きている。
人間の最高の能力を使って作った、
橋や堤防や、ビルや道路は
大地の震動に耐えられなかったのに
タンポポは、地面の動きに合わせて
ゆらゆら揺れていただけだ。
なんだか、人の英知で
偉そうに作ったのに
しょぼくて、弱い。![]()
人間の作ったものは、
この小さな植物にさえ
敵わない。
それならば、
生きる意味など
わからないままで
いいんじゃないか。
タンポポが、ただ咲いているように
人も、ただ人として生きてゆく。
生きる意味とか、
存在する意味とか、知らずとも、
喜びを見つけて生きてゆけるのだ。
それが、植物と共になら最高だ。
「私は数学なんかをして
人類にどういう利益があるのだと
問う人に対しては、
スミレはただスミレのように
咲けばよいのであって、
そのことが春の野に
どのような影響があろうとなかろうと、
スミレのあずかり知らないことだと
答えて来た。
私についていえば、
ただ数学を学ぶ喜びを食べて
生きているだけである。」
岡 潔 数学者
今日のヒントでした♪![]()
