今日のヒントは
「誰かの荷物を
持ってあげることはできないから」
私が住む福島は、ご存知の通り
震災のときたくさんの人が亡くなったのね。
だから、結構、身内を亡くした人が
身近にいたりするの。
あれから、9年経ったでしょ。
今、会えばみな元気そうに暮らしてる。
でもさ。
傷が無くなったわけじゃない。
癒されて元気になったわけじゃない。
みんな、その傷を持ったまま生きてるんだよね。
そこまでくるまでの彼らの心情を考えると
胸が苦しくなって、何かできることはないか
つい考えてしまう。
応援したり、励ましたり、
金銭の援助をしたり、
共感したり、一緒に泣いたり、
その人が元気になるように、
「支えたい」と願う。
あの時は、そう思っていた。
でも、今は違う。
その傷は消えないんだ。とわかる。
起きてしまったことは
無かったことにはならないのだ。
絶対に。
そして、その傷は
無くなることなくその人の心に
あり続ける。
その傷を分け合うことはできない。
肩代わりすることはできない。
その傷は、本人だけのものなんだよね。
だから、
その傷を持ったまま
生きてゆける力を探す彼らに
私ができることは、
隣で一緒に歩くことくらいだ。
傍で、元気に笑って生きていくことくらいだ。
いじめにあった傷も、
大切な人を亡くした傷も、
助けられなかった傷も、
親から愛されなかった傷も、
病に苦しむ傷も、
100%その人のもの。
減らしてやることも、
癒してやることも、
まわりにはできない。
癒してあげたい。元気付けてあげたい。
なんて考えは
傲慢だと知ったんだよね。
みんな、誰しも
傷を抱えて生きている。
その傷を抱えながらも
笑って生きている人は
本当に尊い。
持って生きられるだけの強さが
あるわけだから
かっこいいに決まってるよね。
私の役目は、ただ彼らの傍にいて、
「となり歩いてるから
手つなぎたかったら言ってね」
って言うことくらいだ。
「誰かの荷物を
持ってあげることはできないから」
今日のヒントでした♪![]()
