今日のヒントは、
「沈黙も会話だと
僕は信じています。」
小笠原 望 医師
患者さんが泣いたら、
泣き止むまでぼくは待ちます。
言葉をかけないといけないと
焦ることはないと、いつも思います。
と、小笠原医師は言います。
もう20年以上もまえのこと、
私が病気になって、
原因がわからず、
あちらこちらの病院に
遠いところまで出かけていました。
帰りの高速道路で、
先が見えない不安と辛さに
耐えきれず、助手席で
泣いてしまったとき、
しんちゃんは、隣で
ずっと黙っていてくれました。
泣いているのを気づかれたくなくて、
窓の外を眺めているふりを
していたのだけど、
気が付いていたのに
慰めの言葉をかけなかったのは
しんちゃんのやさしい会話だったのだ。
と思います。
一言も言葉を交わさなくても
会話は成り立つのだと
そのとき知りました。
大切な誰かが
苦しんでいる時、
気の利いた言葉を
かけてやりたくて、
つい焦ってしまうけれど、
今、それを
求められていない時なのであれば
何も言わないで、待つことも、
ひとつの愛情なのだと思うのです。
「沈黙も会話だと
僕は信じています。」
小笠原 望 医師
今日のヒントでした♪
