②事業譲渡後の日常

事業譲渡してから普通は皆安堵する方もみえるとおもいますが、私は一向に心が落ち着かない状況でMの経営にはいささか不信感があった。

M「あっ!経費で余ったお金は皆で食事したりして使って良いから〜」

なぬぅ〜!!?
私一度も経費をそういうふうに使ったこと無い人間。できれば繰越、健全に事業を行っていた。
そして私名義の法人のクレジットカード(ゴールドカード)。滅多に使わないはずのクレジットカードの利用明細が私宛に届くようになりました。
明細を見ると、六本木のキャバクラ!!
しかも1回22万程の請求。

直ぐにまだ切れてない顧問税理士へ相談しました。
譲渡してすぐだったので、不安となった気持ちを伝え
顧問税理士さんは
「今度そのMさんと話しますので、今後のことや今不安となられてるカードのことも聞きますね」と…

Mとの会話を顧問税理士さんがやり取りした後は…

「M&Aをして成功した打ち上げをやられたみたいですよ。これは…代表者の方にはよくあることなんです」と…
まぁ〜1回くらいならしゃーないか!!と思ってしまいました。

その後毎月届く法人クレジットカードの利用明細。
気になってましたが、代表者を退いた訳ですし、それ以上は見てはいけないなと思い毎月Mへ他の資料と一緒に渡す。

私の顧問税理士や社労士はこのまま続けて行くものと思っていた。

しかし令和4年7月に顧問の解約となり、Mの抱える税理士へと変更して一括で管理してもらう旨の話が来た。

あぁ〜これで私は完全に経営者ではなく、顧問の税理士さん達との縁が切れて……と哀しい気持ちになりましたね。

でも、その後も顧問税理士さん、社労士さん、私とのグループラインはそのまま残っていた。