梅雨はどこへ行ったんだ? 完全に夏の空だよ。
今朝はすっきりと目が覚めたので、あまり暑くなる前に、カメラをぶら下げて境内と隣家をひとめぐり。
花々は、入れ替わり立ち替わり、何かしら咲いている。
隣家を散歩コースにする理由は、猫たちがいるからだ。
なんでも4匹の母猫が共同で子育てをしているそうだ。
外敵から守ってもらえる場所なので、子育てをする猫がどんどん増えているんだとか。
道からのぞき込むと、いるいる。日陰に寝そべる親子が、こちらを警戒して見ている。
ちょっと草の茎をガサガサと動かすと、子猫たちがすこ~し近寄ってきて、興味津々。
なかには好奇心が旺盛で、警戒心がそれほどでもない子猫もいる。親猫もそういうタイプだったそうなので、遺伝なのだろう。
この子は、隣人が「イカ」と名付けたオス。同腹が「エビ」「エイ」というおもしろい命名。
外見上の特徴や性格などから、一生懸命に名付けてやっている。
私が座り込んで鍵束をチャリチャリさせたりしていると、イカはほとんど手が届きそうなところまで近づいてくる。
うしろは、隣人が「ダルマ」と命名。まん丸の顔で目鼻がちょっと寄り気味だから。これは分かりやすい。
オスしかいないという茶虎3兄弟の一匹。たぶん父猫が飼い猫なのだろうというのが隣人の推測。
イカとならんでいるのは、たぶん母猫。母といってもまだ一歳にならないのだそうだ。
この春生まれの子猫に比べれば落ち着いているが、まだ好奇心を見せるのが可愛らしい。
しばらくすると、かなり用心深く遠くにいた子猫も、少し寄ってきて興味を示す。
手前は私が転がした缶カラ。音がして動くものなら何でもいい。
イカは、私から1メートルくらいのところに落ち着いて座り込んでいる。あまり面白味がない相手だと思われたのか、よそ見も多い。
ちょっと離れたところでは、子猫たちがじゃれ合っている。ボクシング?
あまり近づいてこない子も、ちらちらこちらを見ているが、他にも興味を惹かれるものがたくさんある。木の枝とか枯れ葉とか、何でも。
車の下は、涼しくて安全らしく、ちょっと私が動くとすぐ潜り込んでしまう。
隣人に対してはもっと警戒心がないので、車の下どころかエンジンルームの中まで入り込んでしまって、危なくてしようが無いそうだ。
子猫を見ているのはまったく飽きないし、実に癒やされるけれども、朝ご飯がまだなので、名残惜しいが今日はここまで。
じゃあね、イカ!