三晩泊まって三回朝を迎えると元気になる、という三朝(みささ)温泉で迎えた3回目の朝。

 

宿の美味しい朝食を頂き、腹ごなしの散歩に出た。

 

すぐそばを流れる三徳川に架かる「かじか橋」の真ん中に、「かじかの湯」という足湯がある。

 

川の上を吹く涼しい風に顔をなぶられながら熱い湯に足を浸していると、昨日の花火の残像が瞼の裏に浮かんできた。

 

ラドン/ラジウムで有名な三朝では、キュリー夫人の名を冠したお祭りが始まっている。

 

昨夜は思いがけず、その一環の花火を宿の窓という特等席から堪能できた。

 

(Instagramにその動画を投稿して、家族などにも見せた。一時的に公開アカウントにしているので、良ければそちらも。)

https://www.instagram.com/rum56645/

 

それから、昨夜朦朧としながら書いたブログの記事が、頭の中にプカリと浮かび上がった。

 

写真は郵便局前のポストにのったカジカのしかなかったし、歌もそれ自体には三朝が出てこない。

 

橋上の河鹿の像を撮り直し、歌も少し見直そう。


 

 花火尽き 有明月を待つ三朝

   河鹿鳴く音は 子守唄

 

         各務由紀


 

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花火尽き 有明の月を待つ宿に

  河鹿鳴く音が子守唄

     三朝にて 各務由紀

 

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