この週末には、二週間ぶりに川崎の自宅へ。
東京湾を渡ると、車や人の密度が急に高くなったのには閉口したが。
娘の買い物につきあって武蔵小杉へ出かけたり。（まとわりつきすぎて、途中で追い払われてしまった……）
妻と一緒に近所にある二ヶ領用水へ、河津桜や花桃などを愛でに出かけたり。
ちょうど次男の帰郷と重なったためか、たこ焼きパーティーを開いてくれて、子ども達がジャンジャン焼いてくれるので、座りながらにして満腹できる贅沢を味わったり。
いや実際、気楽な独り暮らしも良いけれども、家族や近所の花々と過ごす週末も、悪くなかった。
もっとも...
朝の散歩の際に近所の公園で、隣の町会の人が花の世話をしているところへ行き当たっておしゃべりをするうちに、花壇のとなりの乙女椿が茂りすぎているのが気になってしまった。
そんなこともあろうかと、剪定鋏やノコギリは、木更津東泉寺に置いてきた。きっとやりたくなってしまうだろうと予測してのこと。
ところがその女性は、町会の剪定鋏をどうぞ使って下さいとの仰せ。
うむむぅ。背中の肉離れはほぼ治っている。ちょっとだけやるか！
30分ほどで目の高さくらいまで、時季外れの剪定をやってしまった。
ま、町会の人達が「あら随分スッキリしたわね」と喜んでくれ、花付きの枝を持ち帰ってくれたので、良しとしようか。
それにしても、植物の世話をするというのは、草刈りと同じくらいに楽しいものだ。
東泉寺では、草木が私を待っている。