遅くなりました、一昨日にシンフォニーホールで開催された、大阪芸術大学ドリーム・ウインド・オーケストラ演奏会の観覧記です。

 

といってもプロの演奏家の集まりですので、いつもの通り詳しい感想は書けません。

ご了承下さいm(__)m

 

かなり早目に到着し座席券を交換しましたが、一般販売のチケットは座席がサイドの方に限られてたようですので、2階席の下手の奥(鍵盤楽器の上あたり)でした。

ですので、鍵盤、ホルン、クラリネットは体をのりだしても全部は見えない状況で、ちょっと釈然としない座席でした😢

この位置では全体の音は置いといて、指揮者の表情及び表現、普段は見えない打楽器群の鼓面をじっくりと楽しむ方向に切り替えました。

 

チケットを交換した後、ホール前で時間待ちしてたのですが、その時点でも多くの高校生がいてましたが、なんと早稲田摂陵の川口先生が通られました。

ご挨拶したところ、生徒さんも全員来られるとの事でした。

また仰星の藤本先生と生徒さん、京都両洋の藤重先生も来られましたし、甲子園学院さんも皆さんで来られました。

ちなみにブラスおじさんの母校の先生と生徒さんも来てました。

学校名まで判明できませんでしたが、とにかくたくさんの学校が来られてて、シンフォニーの正面の座席は1階〜3階までほぼ学校団体で補助席まで使用されてました。

早くにチケットも売り切れだったことを考えると、来年からは2回(2夜連続)公演とか、もっとキャパの多いホール(フェスティバルホール等)での開催を希望します🙇‍♂

 

 

さてこのドリーム・ウィンド・オーケストラは、関西の精鋭演奏家による夢の"響"宴とされてる通り、凄いメンバーで構成されております。
 
メンバー表
 
 
凄いメンバーですよね~💦
 
 
さて開演です。
 
【第1部】
 
前半は、テューバ奏者の潮見裕章先生による指揮でリードの2作品。
固定されていないとはいえ、さすがはプロ奏者の集まりですね。
スキのない素晴らしい演奏でした。
個人的には「ラッシュモア」が贔屓でした。なかなか生演奏される機会が少ない曲ですが、重厚なサウンドとここぞの打楽器の一発には酔いしれました。
いつもは後ろ姿の潮見先生、表情や表現を観れたのはブラボーでした。
指導されている市岡高校の生徒さんが羨ましいと思いました(^^)
 
後半は、作曲家の酒井格先生の指揮による「メルヘン」と「たなばた2024年版」です。
お~酒井先生の燕尾服姿は初めてです(^^)
課題曲「メルヘン」は楽譜に忠実に、でも実力のある奏者ばかりなので、しっかりと表現力のある演奏でした。
さて「たなばた2024年版」は、曲の構成に改訂はありませんでした。
それぞれのスコアを見比べたり、今回の演奏の録音を繰り返し聴かなければ、具体的にどのように改訂されたかは正直なところわかりませんでした。また座席も左後ろだったので全体のサウンドとかもわからなかったですが、恐らく音の重ね方等を細かく手を入れておられたのではないでしょうか?
正面から聴きたかったですね(^^;
 
 
【第2部】
 
第2部の指揮は、伊勢敏之先生です。
課題曲ですが、行進曲の2曲でスネアを変えておられましたが、そのキャラクター(音色)がそれぞれの曲にピッタリとはまっており、とても心地よいマーチでした(^^)
個人的に「勇気の旗を掲げて」の最後の方のB・DとCymは最高でした(^^)v
曲が終わった後にお二人でしてやったりと顔を見合わせていたのが印象に残りました。
「風がきらめくとき」はやっぱり個々の実力があるとこんなにも人を惹きつける演奏ができるのか?と思わせる演奏でした。
 
続いては玉木優さんのトロンボーン・ソロで「レッド・スカイ」です。
玉木さんの音は、昨年10月のカラフルコンサート以来、2回目です。
しかし、直管のソロを前で吹かれるとtuttiではほとんど聴こえなくなりました😢
スライドの動きを見ると凄いことやってるんだろうと思いましたが、残念です。
 
プログラム最後は「ルイ・ブルジュアの讃美歌による変奏曲」です。
1部で指揮をした潮見先生がテューバを持って登場で拍手喝采。
座られたあと、となりの方とジャンケンをされてまして結果はわからなかったのですが、1テューバをどちらが吹くか決めていたのでしょうか(^^;
そしてトロンボーンにはソロを吹いたばかりの玉木さんが登場で万雷の拍手でした(^^)/
演奏はもちろんブラボー(^O^)/
 
 

アンコール

團伊玖磨生誕100年ということで「祝典行進曲」を演奏されました。

 

 

というとにかく素晴らしいコンサートで心が洗われました(^^)

出演された皆様、大阪芸術大学様、ありがとうございました。

 

次回は正面の席に座りたいですm(__)m