課題曲のCD音源を何度も聴いて、自分なりの感想をまとめてみました!

あくまでも、昭和世代の聞き専の主観ですので「こんな考え方もあるんだな~」

くらいに思ってもらえたら幸いですm(__)m

 

但しスコアをじっくりと見て、分析をした訳ではありません。

そういうのはプロの方にお任せします(^^;

 

スコアとCDが届いた初日に、好きな順番を書きましたが、それは今も変わらずでⅠ→Ⅲ→Ⅳ→Ⅱ のままですね

どの曲が良いとかではなく、コンクールで何団体も連続で聴くことを前提とした、あくまでもブラスおじさんの好みということをご理解下さいm(__)m

 

 

課題曲Ⅰ

♪行進曲「勇気の旗を掲げて」

ここ最近の、いわゆる「課題曲マーチ」とは違うテイストで、昭和の課題曲を思わせる感じです。

だから1番好きなんですけども(^^;

 

恐らく今年度も従来の感じの曲もエントリーされていたと思うのですが、なぜこの曲が朝日作曲賞になったのか?

ちょっと疑問を感じますね~

トリオの一回目の最後から2回目の構成が、1987年の「ハロー・サンシャイン」によく似てると思いますが・・・

(決して否定してる訳ではありません)

外国のマーチの雰囲気があるという感想もよく目にしますが、私はそう感じなくてこれはこれで「やはり課題曲マーチだな~」と感じます(^^)

 

それほど難しい曲ではないと思いますが、4/4のマーチではなく2/2拍子ですので、ちょっと面食らう方もいらっしゃるかもですね。

楽譜にはテンポ指定や強弱がありますが、それらを超越した個性のある「行進曲」がたくさん聴けるのを期待しています(^^)

 

 

課題曲Ⅱ

♪風がきらめくとき

好みの順番では4番目なのですが、といも良い曲だと思います。

4番目の意図は、コンクールで続けて演奏されるのはちょっとな~という事だけです(^^;

演奏時間は約4分となってますが、実際に演奏すると恐らくそれ以上になってしまう可能性もあると思いますので、自由曲との兼ね合いになるんじゃないかな?

個々の技術力や表現力も大切だと思いますね。

全体を通じて木管が主体の構成で、弱奏部も多いので、小編成のバンドでも成立しやすいかもですね(^^)

ただ相当難しいと感じます。

 

 

課題曲Ⅲ

♪メルヘン

酒井格さんの曲である事は冒頭だけですぐにわかりますね(^^)

色彩感が豊か、曲想の変化も多いので、飽きることはなさそうです(^^;

それでいて演奏時間が長くないのが良いですね。

何度も聴くうちに、ああしたい!こうしたい!という案がいっぱい出てきます。

自分が振るなら、その日の気分で毎回違うアプローチで合奏するかも(^^;

そのように感じる課題曲は久しぶりかもですね。

スコアの開設に書かれているチューバがところどころオクターブで書かれているのは個人的に👍

 

 

課題曲Ⅳ

♪フロンティア・スピリット

式典行進曲の位置づけですね。

スコアに書かれてますが、パーカッションが不在になる部分が時々あります。

これは意図的にそうされたのだろうと思いますが、ちょっといやらしいですね~(^^;

全編を通じて大きな変化がない(同じメロディの繰り返し)ので、どのように曲作りをするか、悩ましいので、いろんな解釈を聞いてみたいです。

 

 

 

 

好き勝手に書かせてもらいましたm(__)m

コンクールがではどの曲が多く演奏されるでしょうか?

今から楽しみです(^^)