今日は少しビジネス絡みの話しです。
 
テーマはリーダーシップ。
どういう場面においてもリーダーは不可欠ですね。
吹奏楽部も例外ではありません。
パートリーダー、セクションリーダー、いろんな係の長、部長や、もちろん顧問の先生や指導者もリーダーです。
 
それぞれで必要なスキルがあってリーダーシップを発揮できるわけですが、求められるリーダー像が社会において、時代と共に変化してきているのです。
 
まずはこちらをご覧下さい。
 
リーダーシップという言葉を聞くと、リーダーを頂点とした左側の支配型リーダーシップが頭に浮かびます。
しかし現在ビジネスの世界で求められるリーダー像は、右のサーバント・リーダーシップなんだそうです。
サーバントの意味だけ調べると「召使い」「使用人」なので、リーダーとは全く反対の意味になるのですが、「サーバントリーダー」という一語になると、、「支援型リーダー」「奉仕型リーダー」という意味になるのだそうです。「部下を支え、チームに奉仕するためにリーダーが存在する」という考え方です。
 
比較表をご覧ください。

 
ちょっと極端な比較になってますね~(^^;
 
次に、それぞれのリーダーの元にいるメンバーの行動です。
★支配的リーダーに従うメンバー行動
・主に恐れや義務感で行動する     
・主に言われてから行動する     
・言われたとおりにしようとする     
・リーダーの機嫌を伺う         
・役割や指示内容だけに集中する     
・リーダーに従っている感覚を持つ     
・リーダーをあまり信頼しない    
・自己中心的な姿勢を身に付けやすい
 
☆サーバントリーダーに従うメンバー行動
・主にやりたい気持ちで行動する
・主に言われる前に行動する
・工夫できるところは工夫しようとする
・やるべきことに集中する
・リーダーの示すビジョンを意識する
・リーダーと一緒に活動している感覚を持つ
・リーダーを信頼する
・周囲に役立とうとする姿勢を身に付けやすい
 
これらをまとめると、支配型リーダーの組織と比べると、サーバントリーダーがいるチームでは、部下が自由に発言しやすくなり、コミュニケーションが活発になります。
その結果、進むべき方向と、解決すべき課題がチーム全体に共有され、リーダーから「命令」されて行動するのではなく、主体的な取り組みをします。
全体のモチベーション高く、前向きに動くことで、チームの組織力が向上し、目標を達成できるようになるというのがサーバントリーダーの役割であり、「サーバント・リーダーシップ」です。

つまり、サーバント・リーダーシップの目的は、あくまでも具体的な目標達成です。

部下を支援、奉仕するというのは、「部下の言うことを何でも聞く」という意味ではあなく、部下がビジョンとミッションから外れた言動や行動を取った場合、サーバントリーダーは厳しく指導し、改善を促します。

 

支配型リーダーが企業を大きく引っ張っていけたのは20世紀まで。

現在のように市場が成熟し、個人の価値観が複雑かつ多様化した社会では、突き進むリーダーを周囲が支える(メンバーがついていく)という組織ではなく、メンバー全員がどのように目標を達成するかを考え抜ける環境が必要です。それを可能にする一つの形がサーバント・リーダーシップだという事です。

 

このように現代社会は変革しております。

自分の利益よりもメンバーに奉仕することを優先し、正しい判断とビジョンの提示が出来るように、自身の情報収集を怠らず、メンバーだけでなく、周りからの協力が得られるように行動することが、今の時代のリーダーに求めらているという事だそうですよ。

 

簡単にまとめると、権力で統制をしようとしてもダメですし、放任もダメ。

バランス感覚は大切だという事ですね~(^^;

しかしながらリーダーとして、納得性のあるビジョンやミッションは指し示す必要はあります。もちろんリーダーがやりたい事を押し通すのではなく、チームメンバーの個性や構成を考慮した上でです。

 

 

サーバントリーダーには10の特性があるそうです。

自分がいくつできているかチェックしてみませんか。

 

●傾聴

メンバーの話をしっかり聞き、リーダーとしてどうすれば役に立てるかを考える。

 

●共感

完璧な人間などいないという前提を十分認識した上で、相手の立場に立って相手の気持ちを理解する。

 

●癒し

相手が失敗して落ち込んでいるときやチームの成績が上がらないときに元気づける言葉をかけ、本来の力を取り戻させる。

 

●気づき

偏見にとらわれずに相手と接し、気づきを与えることができる。

 

●納得

命令ではなく、相手のコンセンサスを得て納得を促しながら話を進める。

 

●概念化

個人やチームとしてのビジョンを明確に示し、相手に伝えることができる。

 

●先見力

チームの現状を俯瞰するとともに、現在と過去の出来事と照らし合わせながら、これから起こる出来事・問題を予測する。

 

●執事役

自分の利益よりも、相手に利益を与えることに喜びを感じる。

 

●成長への関与

相手の潜在能力に気づき、成長を促すことに日頃から積極的にコミットする。

 

●コミュニティづくり

愛情と癒し、思いやりの気持ちで満ちていて、メンバーが大きく成長できるコミュニティをつくる。

 

いかがでしたか?