昨日のKJB X'masコンサートの感想はすでに書きました。
ここ最近いくつかの中学校吹部の本番を聴いておりますので、それを踏まえて今後のKJBの課題についてまとめておこうと思います。(レベルアップを目指す上での目線で厳しい内容になっていますが、見ておられる現役さんはしっかりと受け止めて下さいね)
パート別課題は、あくまでバンド全体の中のパートの位置付けという視点です。
フルート
一番の課題は、昨日も書きましたが2年生はかなり実力が上がっておりますが、1年生との差が大きい事です。
もちろん楽器を初めて8ヶ月という事はわかります。しかし他の学校を聴く限り1年生のレベルは音色・音量・技術全てにおいてかなり下回っていると感じます。
いくら2年生が上達しても各学年3名ずつの編成ということを考えると、レベル差があると魅力が半減します。だからと言って2年生が満足できるレベルという訳ではありません。
2年生がどんどんレベルアップして1年生の見本(楽器の技術だけではない)とならなければなりません。2年生の課題は自由自在にコントロールできるヴィブラートですね。これが出来れば表現の幅が拡がります。その為にはいろんな生の演奏を聴く事です。
Bbクラリネット
2年生4名、1年生5名という人数の割りには存在感が薄い。
バンド全体でいうと51名中9名もいるのですから、もっと鳴ってもいいはずです。
いや鳴るというか響かせることですね。まだまだ息の使い方が上手くいってない感じがします。LowBbより下の音でのロングトーン等、自分達でいろいろ工夫をして響く音とはどういうものかを体感してみましょう。
KJBのクラの場合、人数が多いことと合奏場の特性で、どうしても抑え気味になる傾向があるので、常に大きなホールで演奏する意識で音を出すことが必要です。
サックス(アルト1・2年2名ずつ、テナー1・2年1ずつ)
パート全体として音量やノリは良いと思いますが、何をおいてもピッチです(-_-;)
メロディ・オブリガードを担当する事が多いパートだけに、ピッチが合わないのはバンドとしては致命的です。ピッチが合っていない事を吹きながら自覚出来ているならいいのですが、そうでないなら耳を鍛える必要がありますね。
パートリーダーは、個々がどのような音感を持っているかをまず理解しましょう。
その理解の上、1人々に対して個別テーマで音程感が上がるような課題を与えて確認していきましょう。
後は音色が少し薄いように感じましたので、リードの硬さや適性等も1人ずつチェックしましょう。またサックスの大きな魅力であるヴィブラート。2年生はそろそろ研究しましょう。
木管低音(バスクラ・バリサク)はチューバと合わせて後ほど書きます。
トランペット(1・2年3名ずつ)
今回は1名欠員の5名でしたが、バンド全体のバランスからすると、もっと鳴らせないとダメ。
極端に言うと1人で体育館全体の空間を振動させるくらいの意識を持ちましょう。
音を外す事を怖がっていては上達しません。
現時点では思い切って息を入れる事を第一優先にしましょう。
ただしTpの音色は忘れてはいけませんよ!
楽譜(音符)を練習する事にこだわり過ぎて音をないがしろにしてはいけません。
しっかりとした音を出す事に意識を持ちましょう。
ホルン(2年生3名、1年生2名)
う~ん、相変わらず音程と音量が…(-_-;)
5人編成とは感じられませんでした。それほど音に関しては存在感が薄かったです。
かなり辛口ですが、ちょっと質問したいところですね。
まずホルン特有な音色を芯のある音を出せてますか?(そのイメージはありますか)
小手先(楽譜)の練習に時間をかけすぎてないですか?
根本的に音質と音程の改善をしましょう。どういう音が鳴れば良いか?
常に意識して練習しましょう。
トロンボーン(2年生2名、1年生3名)
音はしっかり鳴っていると思います。
アタック、コア、リリースをもっと丁寧にすることが急務です。
特にアタックですね。息のスピードとアタック(タンギング)のバランスが崩れています。
言い変えるとただ単に強い息を楽器に入れてるだけになっています。
ちゃんと自分の意思でコントロールした音を出しましょう。
その他、スライドワークもタンギングとタイミングがズレているように思います。
もっと細かいところに気を使って練習しましょう。
ユーフォニアム
1年生が2人のパートですが、パート内の差を無くすことが必要です。
ユーフォはほぼユニゾンばかりですから、2人の差があるとバンドの中では埋もれてしまうので、まずはパート内での差を無くすことが急務です。
その一番の優先は音量差ですね。どうしても音量差があると合奏では大きい音しか聞こえませんから、指摘が少なくなってしまいます。
曲作りにおいてユーフォの存在はとても大きいですから、パートとして一定以上のレベルを保って行けるように2人で協力しあって下さい。
低音(バスクラ2年1名、バリサク1・2年1名ずつ、チューバ2年2名)
先のことを考えると1年が少ないです。
低音はバンドサウンドの核ですから、何とか1年生の低音奏者を増員したいところです。
逆に2年生比率が高い割には存在感が薄いです。
もっとトゥッテイで『バーーン』とした迫力が欲しいですね。
人数に戻りますが、特にチューバは51名のバンド編成で2名は明らかに少ない。4名いててもいいくらいです。新入部員やコンバートを考える必要がありますね。
とにかくサウンド支えをする役割ですから、大きすぎるという事はないのです。
パーカッション
2年3名、1年4名という編成ですが、座奏しかしないバンドとしては人数が多いですね。
確かに41期の時は4名いてましたが、あの時は初めの時点で新入部員が30名を超えていたため3名定員から1名増やしただけですから、学年30名以下ならば3名で十分でしたね。
余りパーカッションの人数が増えすぎると、楽器のローテが多くなり、レベルアップが遅くなる傾向になります。
現時点を見る限りでも大きくレベルアップしているとは言い難いように感じます。
指導しているときからいつも言ってましたが、パーカッションはテンポが合うのは当たり前。
どうセンス良く叩くか?叩き方による音色の違いの研究を自ら進んでやっていかなければ、誰が叩いても同じです。与えられた譜面をマスターする以外にやるべきことが管楽器より多いはず。それをやるかやらないかの意識改革が先決ですね。
さてなかなか厳しいことを書いてきましたが、私が指導をしていれば常日頃から言っているだろうという内容ばかりです。
またこの事は新チームがキックオフして年内にクリアしていて欲しい内容ばかりです。(ヴィブラートは除きますが)
コンクールをゴールと考えると、今の時点でバンドの成長が2ヶ月は遅れていると思います。
まあ昨年もこの時期は同じような感じでしたけど、期末テスト前に今回のコンサートと同じような本番を校外でやっており(その時のパート紹介は今回のアンサンブルよりレベルは低く、また文化祭でやった曲もやりましたが…)、そして12月23日には音楽室で新曲3曲を含むファミリーコンサートをやってますから、それと比べても1ヶ月~1ヶ月半は遅れています。
KJBの場合、やみくもに本番が多いのはよろしくないとは思いますが、本番を経て成長していく事は間違いありません。
例年に比べて本番数が減っている訳ですから、その分1つ1つの本番ではレベルの高い演奏が出来るようになっていかなければなりません。
現在コンクール候補が3曲あるそうですが、それの練習をすることよりも基礎を高める時間を取るべでしょうね。
次の本番は年明け1月9日のはたちのつどい(成人祭)です。
年末年始でクラブのOFFもありますが、そこの過ごし方でその後に大きな影響が出ますよ。
ここ最近いくつかの中学校吹部の本番を聴いておりますので、それを踏まえて今後のKJBの課題についてまとめておこうと思います。(レベルアップを目指す上での目線で厳しい内容になっていますが、見ておられる現役さんはしっかりと受け止めて下さいね)
パート別課題は、あくまでバンド全体の中のパートの位置付けという視点です。
フルート
一番の課題は、昨日も書きましたが2年生はかなり実力が上がっておりますが、1年生との差が大きい事です。
もちろん楽器を初めて8ヶ月という事はわかります。しかし他の学校を聴く限り1年生のレベルは音色・音量・技術全てにおいてかなり下回っていると感じます。
いくら2年生が上達しても各学年3名ずつの編成ということを考えると、レベル差があると魅力が半減します。だからと言って2年生が満足できるレベルという訳ではありません。
2年生がどんどんレベルアップして1年生の見本(楽器の技術だけではない)とならなければなりません。2年生の課題は自由自在にコントロールできるヴィブラートですね。これが出来れば表現の幅が拡がります。その為にはいろんな生の演奏を聴く事です。
Bbクラリネット
2年生4名、1年生5名という人数の割りには存在感が薄い。
バンド全体でいうと51名中9名もいるのですから、もっと鳴ってもいいはずです。
いや鳴るというか響かせることですね。まだまだ息の使い方が上手くいってない感じがします。LowBbより下の音でのロングトーン等、自分達でいろいろ工夫をして響く音とはどういうものかを体感してみましょう。
KJBのクラの場合、人数が多いことと合奏場の特性で、どうしても抑え気味になる傾向があるので、常に大きなホールで演奏する意識で音を出すことが必要です。
サックス(アルト1・2年2名ずつ、テナー1・2年1ずつ)
パート全体として音量やノリは良いと思いますが、何をおいてもピッチです(-_-;)
メロディ・オブリガードを担当する事が多いパートだけに、ピッチが合わないのはバンドとしては致命的です。ピッチが合っていない事を吹きながら自覚出来ているならいいのですが、そうでないなら耳を鍛える必要がありますね。
パートリーダーは、個々がどのような音感を持っているかをまず理解しましょう。
その理解の上、1人々に対して個別テーマで音程感が上がるような課題を与えて確認していきましょう。
後は音色が少し薄いように感じましたので、リードの硬さや適性等も1人ずつチェックしましょう。またサックスの大きな魅力であるヴィブラート。2年生はそろそろ研究しましょう。
木管低音(バスクラ・バリサク)はチューバと合わせて後ほど書きます。
トランペット(1・2年3名ずつ)
今回は1名欠員の5名でしたが、バンド全体のバランスからすると、もっと鳴らせないとダメ。
極端に言うと1人で体育館全体の空間を振動させるくらいの意識を持ちましょう。
音を外す事を怖がっていては上達しません。
現時点では思い切って息を入れる事を第一優先にしましょう。
ただしTpの音色は忘れてはいけませんよ!
楽譜(音符)を練習する事にこだわり過ぎて音をないがしろにしてはいけません。
しっかりとした音を出す事に意識を持ちましょう。
ホルン(2年生3名、1年生2名)
う~ん、相変わらず音程と音量が…(-_-;)
5人編成とは感じられませんでした。それほど音に関しては存在感が薄かったです。
かなり辛口ですが、ちょっと質問したいところですね。
まずホルン特有な音色を芯のある音を出せてますか?(そのイメージはありますか)
小手先(楽譜)の練習に時間をかけすぎてないですか?
根本的に音質と音程の改善をしましょう。どういう音が鳴れば良いか?
常に意識して練習しましょう。
トロンボーン(2年生2名、1年生3名)
音はしっかり鳴っていると思います。
アタック、コア、リリースをもっと丁寧にすることが急務です。
特にアタックですね。息のスピードとアタック(タンギング)のバランスが崩れています。
言い変えるとただ単に強い息を楽器に入れてるだけになっています。
ちゃんと自分の意思でコントロールした音を出しましょう。
その他、スライドワークもタンギングとタイミングがズレているように思います。
もっと細かいところに気を使って練習しましょう。
ユーフォニアム
1年生が2人のパートですが、パート内の差を無くすことが必要です。
ユーフォはほぼユニゾンばかりですから、2人の差があるとバンドの中では埋もれてしまうので、まずはパート内での差を無くすことが急務です。
その一番の優先は音量差ですね。どうしても音量差があると合奏では大きい音しか聞こえませんから、指摘が少なくなってしまいます。
曲作りにおいてユーフォの存在はとても大きいですから、パートとして一定以上のレベルを保って行けるように2人で協力しあって下さい。
低音(バスクラ2年1名、バリサク1・2年1名ずつ、チューバ2年2名)
先のことを考えると1年が少ないです。
低音はバンドサウンドの核ですから、何とか1年生の低音奏者を増員したいところです。
逆に2年生比率が高い割には存在感が薄いです。
もっとトゥッテイで『バーーン』とした迫力が欲しいですね。
人数に戻りますが、特にチューバは51名のバンド編成で2名は明らかに少ない。4名いててもいいくらいです。新入部員やコンバートを考える必要がありますね。
とにかくサウンド支えをする役割ですから、大きすぎるという事はないのです。
パーカッション
2年3名、1年4名という編成ですが、座奏しかしないバンドとしては人数が多いですね。
確かに41期の時は4名いてましたが、あの時は初めの時点で新入部員が30名を超えていたため3名定員から1名増やしただけですから、学年30名以下ならば3名で十分でしたね。
余りパーカッションの人数が増えすぎると、楽器のローテが多くなり、レベルアップが遅くなる傾向になります。
現時点を見る限りでも大きくレベルアップしているとは言い難いように感じます。
指導しているときからいつも言ってましたが、パーカッションはテンポが合うのは当たり前。
どうセンス良く叩くか?叩き方による音色の違いの研究を自ら進んでやっていかなければ、誰が叩いても同じです。与えられた譜面をマスターする以外にやるべきことが管楽器より多いはず。それをやるかやらないかの意識改革が先決ですね。
さてなかなか厳しいことを書いてきましたが、私が指導をしていれば常日頃から言っているだろうという内容ばかりです。
またこの事は新チームがキックオフして年内にクリアしていて欲しい内容ばかりです。(ヴィブラートは除きますが)
コンクールをゴールと考えると、今の時点でバンドの成長が2ヶ月は遅れていると思います。
まあ昨年もこの時期は同じような感じでしたけど、期末テスト前に今回のコンサートと同じような本番を校外でやっており(その時のパート紹介は今回のアンサンブルよりレベルは低く、また文化祭でやった曲もやりましたが…)、そして12月23日には音楽室で新曲3曲を含むファミリーコンサートをやってますから、それと比べても1ヶ月~1ヶ月半は遅れています。
KJBの場合、やみくもに本番が多いのはよろしくないとは思いますが、本番を経て成長していく事は間違いありません。
例年に比べて本番数が減っている訳ですから、その分1つ1つの本番ではレベルの高い演奏が出来るようになっていかなければなりません。
現在コンクール候補が3曲あるそうですが、それの練習をすることよりも基礎を高める時間を取るべでしょうね。
次の本番は年明け1月9日のはたちのつどい(成人祭)です。
年末年始でクラブのOFFもありますが、そこの過ごし方でその後に大きな影響が出ますよ。