ここ最近、SNSでチューナーやメトロノームの功罪についてが話題になってます。
例えばチューナーなぜ使うのか?
「本来の目的を忘れて、チューナーに使われている人が多すぎます。
人間が「素敵」と感じる音楽はチューナーの針が示す±0の周波数とは一概に言えません。 グッとくる音程感はそんな機械的なものでは生まれません。
合奏における「ピッチが揃っている」というのは、同じ話題でみんなが盛り上がっているようなもの。とても楽しい。同じ格好で同じ動きで同じ表情で同じ声色なわけではありません。そんなの気味が悪いと思いませんか?
チューナーばかり見ているとそれを無意識に目指してしまいます。」
また、とても共感できる内容も見つけました。
「初めて個人持ちのチューナーを手にした頃、ひたすら自分の音程の癖を見つける練習をしたことがあります。何が高くて何が低いのか、楽器のツボはどこにあるのか、そのお陰でだいぶ感覚が研ぎ澄まされた覚えはあります。利用することと、支配されてしまうことは違うこと。そこに気を付けられたらなと。」
全くその通りだと思いますね。
その結果、私はこうなっているのでは?と思うのです。
合奏でチューナーを頼りにする人は、他の人の音を聴けてないし、自分が出す音すら聴こえない。 そして、「音を合わせる」のが目的となり、「寄り添う」音楽が出来ていない。「先ず音程ありき」の響きのない音になってしまい、バンド全体の活き活きしたサウンドが奏でられない。上手いけれども面白くない。そんな演奏は目指さないで欲しいですね。楽器を演奏する上で必要な事である「聴く耳」を向上させることは、演奏する技量と同じくらい大切な事だと思います。
またチューナーだけでなく、メトロノームも同じ。
何のためにメトロノームを使って練習するのか?
自分の体の中で常にリズムが刻めていれば、それほど活用するものではないですよね。ちなみに私が合奏指導をするとき、ハモデレでテンポを刻む事はほとんどやりません。どうしても便利な世の中になってくると、機械に頼ってしまう事が増えてきますが、音程感やテンポ感は演奏者が持っているべき物です。もちろん指導者も…
これらの個性が本当の意味で寄り合って奏でられる演奏は、聴く人の心に感銘を与えるものになると思っています。
「聴く人に感動を与える音楽」という言葉はどこへ行ってもよく耳にしますが、この考えが行き過ぎると一方通行になってしまい上から目線の押し付け音楽になる危険性もありますので、「聴く人に感動を」とはいったいどういう事なのか?をしっかりと理解しておく必要はあると思います。
最後にひとつ誤解しないで欲しいのですが、チューナーやメトロノームを使っちゃダメと言ってるわけではないですからね。
チューナーで合わせたから大丈夫!メトロノームで練習したから大丈夫!と過信しないこと。
要は上手く使って、聴く耳と体の中のテンポ感を養って下さいということです。
さて今晩は、昨晩に放送された「響け!ユーフォニアム」の録画を見ます(^^)v