今日は、オセロの第1楽章の感想です。

この曲のタイトルは「前奏曲」です。
物語が始まる前のお客様への開演ベル的な意味もありますね。

このオセロの前奏曲は、歌劇の序曲的な要素があり、いろんなシーンの音楽が出てきます。
そういう意味では、これから物語が始まる期待感を増長する演奏にならなければいけませんね。

冒頭の1小節、ここを決めれなければお客さんをオセロの世界に引っ張り込む事が出来ません。
という事は、ティンパニ、シンバル、トランペット、トロンボーンの役割は非常に大きいと言う事です。
ピッチ・ハーモニーが合っている事はもちろんですが、ティンパニとシンバルの絶妙な音量バランスと音色、トランペットとトロンボーンの輝かしいサウンドが鍵になります。
ゆったりしたテンポですが、スピード感も大切です。
そして2小節目から一気に山を駆け上がるような木管のスケールと、重厚な低音系のハーモニー、冷静かつ正確なリズムセクション、それら全てにささえられたトランペットのファンファーレで一気に頂点まで登りつめます。
それぞれの役割りはわかってますか~^^;
山から降りてくると、ホルン・サックスに奏でられる美しいメロディーがひと時の安らぎを与えてくれますね。やまびこにも似たトロンボーンによる3連符のハーモニーが心地よくメロディーを引き立ててくれます。またオセロのストーリーの象徴ともいえる低音の地を這うようなフレーズがメロディーとの対比を楽しませてくれますね。
さて突然遠くの方からトランペット隊がバンドを引き連れてやってきます。めっちゃカッコいいですね。こういうのがトランペットの醍醐味です。ここを決めれなければ「何してんねん」って言われますよ!
イントロの再現部を経て、やってきましたホルンの聴かせどころ、ここは気合を込めて吠えなければなりませんね。裏で延ばしている他の金管群も頑張りどころ、これぞ金管セクションの見せ所です。
エンディングに向けてさらに気持ちが高揚していきますが、3連符のリズムの裏の、引っかけをやっているパートは大変重要ですね。
そして最後にドラの残響音がこの曲の良し悪しを決定します。かなり重要な役割りを担ってますよ!

さてこの劇的な1楽章で、勇気のトビラの軽快さから会場の雰囲気をガラッとかえる事ができれば、次の3楽章が効果的なんです。気持ちの切換えが大切になりますね。

なんか感想というより解説みたいになっちゃいました。
KJBのみなさん読んでおいて下さいね~

さあコンクールまであと10日、やるべき事はいっぱいですが、KJBの本気を見せましょー(*^▽^)/★*☆♪