※死産に関する内容です。約3ヶ月半前のことをメモを見て振り返りながら書いています。
こちらの続きです。↓↓
火葬後は、みんなで食事に行く予定にしていた。
娘のお骨も持って、予約していた料亭へ。
お骨をテーブルの上座のほうに置き、なごやかな食事の時間だった。
義母が、自分の息子を亡くしたときの話もしてくれた。(夫の兄は30歳で突然病気で亡くなった)
人生生きてきて、こんな悲しいことはないと言っていた。
まさか私も同じような経験をするなんて。。
でも義母は悲しみを抱えながらも仕事もしながら趣味も楽しみ、たくましく生きている。
私も乗り越えていけるのだろうか。。
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食事が終わり、夫と帰りにベビー用品店に行き、お供えとおもちゃを買ってあげることにした。
骨壷を目立たない紙袋入れ、◎ちゃんも一緒にお買い物へ。
お店に入ると、当たり前だが赤ちゃんや子どもを連れた家族ばかり。
ある程度大きい子を目にするのは平気だったが、赤ちゃんや妊婦さんを見ると辛くなり目に涙が浮かんだ。
まだここに来るには早かった…
私が想像していた未来予想図そのものの光景を目の当たりにし、覚悟してきたつもりだったが、私はなんで娘のお骨を持ってここにいるんだろう…という変な感覚に陥り、足元がフラフラした。
夫に寄り添い店内を足早に歩く。
◎ちゃんにぴったりのお月様とウサギさんをモチーフにした小さなぬいぐるみと、エコー写真をまとめられるアルバム、◎ちゃんにはまだ早いけどベビーせんべいとボーロ、赤ちゃん用ジュースを買って帰宅。
ただいま〜。
そして◎ちゃん、おかえり〜!
仏壇はまだないので、リビングの一角に◎ちゃんスペースを作った。
小さな小さな骨壷におさまって帰ってきた娘。
寂しくないように、骨壷の周りをおもちゃやお菓子、お花でにぎやかにお供えした。
子宮内胎児死亡と宣告されたあの日から、ようやくひと区切り着いた気がした。
でも、気持ちはそうはいかない。
悲しみは日に日に強くなっていき、家に1人でいるときはほとんどの時間を泣いて過ごした。
夜も眠れず、産後のホルモンバランスや自律神経も乱れているのか、6月だというのに毛布をかけないと寒くてガタガタ震える日もあった。
それに加え、我が家の周りはベビーラッシュ。
裏のお宅、お隣さんに今年に入って赤ちゃんが生まれた。
お隣さんとは、学年は違うけどよろしくね〜なんて話したりしていて…
うちの地域は集団登校なので、一緒に小学校に通ったりするんだなぁなんて想像していた。
入院中に夫が死産の報告はしてくれたらしいが、、どんな顔して会えばいいの?
家にいる時間、赤ちゃんの泣き声が聞こえるたびに自分を責めた。
◎ちゃん、元気に産んであげられなくてごめん。
◎ちゃんも生まれてきたかったよね。
お隣の子だったら元気に生まれてこれたのにね。
ママなんかのお腹に入っちゃったから…
ママのせいで本当にごめん。
夫は火葬の翌々日から仕事だったが、仕事から帰ってきても泣いてる私を見て、どうしていいかわからないような顔でそっと隣に寄り添ってくれた。
夫も悲しみの中、仕事に行かなければならないのは
本当に辛かったと思う。
仕事は出産日の特休1日しかもらえず、その翌日からの手続きやら退院、火葬などの3日間は忌引きは使えず有給。
いろいろとやりきれない。。
(ちなみに妊娠6ヶ月のとき会社に妊娠報告して育休を取得したいと言ったら、前例がないからちょっと待っててと言われ数ヶ月放置されたままだった)
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火葬の次の日の夜は満月だった。
夫と月を見上げ、
私:◎ちゃんお空に着いてるかなぁ?
夫:ちゃんと着いてるよ、お月様の中に◎ちゃんの姿が見えるもん。
私:え、どのへん?
夫:こんな感じで頭の上でピースしてる。
私は視力が悪くコンタクトをしても若干ぼやけて見えるのでよくわからなかったが、夫は月の中に我が子を見つけたようで。笑
それからキレイなお月様を見るたびに報告してくれるようになった。
去年流産してお空に行った赤ちゃんと◎ちゃん。
私たち夫婦は最強の天使たちに守られてる。
娘たちに恥じないよう、ママたち生きていくね。
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3ヶ月半以上も経ってしまいましたが、子宮内胎児死亡宣告から火葬までの記録はこれで終わります。
書きながら思い出しては涙が止まらなくなり、、書けなくなった日もありました。
あれからいろいろな本やいろんな方のブログも読ませていただきました。
同じ境遇の天使ママさんたちの言葉にどれだけ救われたか…
本当にありがとうございます。
少しずつ、前を向けているのかなとは思いますが、、
この悲しみがなくなることは、これからもないと思います。
でも今は娘を授かれたことに感謝しかありません。
娘にまた会いたい…
まだほぼ毎日、娘を想っては泣いてしまう。。
でも、進んでいかないと。
来月からはやっとこさ仕事にも復帰します。
(4ヶ月も休みました。いつまでも待ってくれていると言ってくれた職場には感謝です)
復帰のイメトレをしては不安になり、怖くなり。。
でも娘たちが見守ってくれているので、どうにかなると思っています!
今月から不妊治療も再開することにしました。
いつでも娘が戻ってこれるように…気持ちと身体を整えて。
またジャンルを不妊治療に戻して、記録を綴っていこうと思います。
気張りすぎず、流れにも身を任せながらやっていこうと思います。
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。。。