2022年2月



無事、移植を終えることができた。


移植予定日の1週間前に急に移植日が延期になったりとハラハラ不安なこともあったが、とりあえずホッ。。



まず採血を済ませ、移植は13時半からの予定。


だがその日は移植の人が多かったようで、実際胚移植室に入ったのは15時を過ぎていた。


私は採卵後、卵巣が感染性の炎症を起こしてしまい、すぐには移植周期に入れず抗生剤で治療をしていた。

ドクターから、移植の時も抗生剤を使いながらになると言われていた。

なのでまず、看護師さんから院内処方で抗生剤を受け取り飲んでくるよう指示された。


抗生剤を飲み、待っていると次は培養士さんから移植する受精卵についての説明を受ける。

胚移植の方法、受精卵のグレード、アシステッドハッチングなどについて。


移植の方法はすでに資料を読み込みある程度理解していた。

今回移植するのはグレード5AAの胚盤胞1つ。

胚盤胞の透明帯はすでにアシステッドハッチングでレーザーで穴を開けてあるとのことだった。


採卵後も胚盤胞の写真や映像を見れていなかったので、ここで見れるのかな?と期待したがここでも見ることはできなかった。


そしてついに胚移植室に案内された。


いろんな方のブログを拝見すると、移植時は尿を溜めておくというのをチラホラ見かけたが、私のかかっている病院では、まずトイレに行くように言われた。


そして手術着に着替え、今回はしっかり事前にショーツを脱ぎ(採卵時の恥を繰り返さぬよう)待機。


何名か移植を終えた方が部屋を出て行かれるのを見届けた後、ついに私の番が来た!!


採卵と同じ部屋だが、採卵時より物々しい雰囲気ではなかった。


ベッドに寝かされ、培養士さんに氏名確認後、ネームバンドを切られる。


そしてエコー。


膣内を洗浄され器具を入れられる。


そして通常のカテーテルでは私の子宮に届かないとのことで移植が延期になり、私のために特別に用意されたであろうカテーテルが入っていく。

器具をグイグイ押されるときに鈍い痛み少し感じるくらいで、すごく痛いということはない。


ずっと目をつぶっていたのだが、ここで看護師さんにモニターを見るように言われる。


カテーテルが映っているのだが、どこに胚盤胞があるのかいまいちわからないまま


「はい、入りました!」とドクター。

「全部出てます!OKです!」と培養士さん。


あれ?もう卵ちゃんお腹に入ったの?と思っていると看護師さんが、

「今日移植したのはこちらの胚盤胞です」

とここで初めて胚盤胞の写真を持ってきてくれた。


見たい見たいとは思っていたけど、こんなタイミングで写真渡されてもー!!笑


まだお股を広げたまま何やら処置は続いているのに。苦笑


膣錠を入れてもらい、最後にお腹の上からエコーで確認して終了。


看護師さんに事前に渡しておいた替えのショーツを履かせてもらい、ストレッチャーでベッドまで移動。


回復ルームで20分安静にしてからドクターと今後の予定についてのお話という流れ。



ベッドで安静にしている間、ようやくじっくりと卵ちゃんの写真を見た。

「寒かったよね。おかえり。ママのお腹はあったかいかい?」

とお腹をさすり、すでに母親気分。


いろいろ内膜症、腺筋症など病気があり居心地は悪いかもしれないが、どうにかしがみついてくれますように。



プロゲステロンの値が低いということで帰りに注射を一本打たれた。

基礎体温があまり上がっていなかったのはそのせいか??



いろいろ不安なことはあるが、のんびりゆっくり過ごそう。

判定日は11日後。

その間採血が2回。

エストラーナテープとルティナス膣錠は判定日まで継続。