スワン特急の時代
近鉄上本町駅大阪線地上ホーム。水飲み場と12200系スナックカー、一昔前まで近鉄の主要駅では当たり前のように見られた光景です。撮影日は『ひのとり』運行開始前で、告知の多さから近鉄の意気込みが伝わって来ました。近鉄特急の世代交代です。近鉄特急は難波始発の方が便利な人が多いですが、上本町地上の頭端式ホームから乗車する方が旅情を感じます。この車止めが「ここから旅が始まる」という気分にさせてくれます。座席に大きな荷物を置いてから御弁当等を調達し、発車時刻迄の雰囲気を味わう訳です。一部の列車を除き車内販売も廃止された為、今どき流行りの100円珈琲をエキナカのファミマから持って特急に乗り込む方の姿が多く見られます。※現在はその「一部の列車」でも休止中の為、御乗車の際は御確認下さい。喫煙室のない12200系は、今年1月31日迄喫煙席のある車輛でした。愛煙家の方にとっては「座席で吸える特急」から「喫煙室すらない特急」へと急変した事になります。※駅構内及び列車内の喫煙室の使用可能条件が変わる場合がある為、御利用の際は御確認下さい。健康増進法改正による列車内での座席前面禁煙化を近鉄では二ヶ月前倒しで行われました。喫煙室の頃の車内には空気清浄機と思える物が設置されていました。肘掛の下に設置されていた灰皿。700系新幹線車輛も喫煙席がありました。JR西日本所有車は全席禁煙化、JR東海所有車は700系ごと全車引退する事になりました。今迄座席灰皿の清掃されていた皆様、長い間お疲れ様でした。上の写真の700系は登場間もない頃で、鳥飼基地で撮影した物です。隣には先に引退する事になる100系の姿が見えます。自宅にも一つだけ灰皿があります。陶器製のペンギンさんです。嘴も立体感あって、可愛らしいです。吸い殻を入れた事はありません。それ以前に、私は非喫煙者です。そう、吸わんのです。ペンギンの灰皿をスワン人間が持っています。スワンで『特急 白鳥』を思い出しました。上の写真は789系『スーパー白鳥』です。北海道新幹線開業と引き換えに、住み慣らした青森から飛び去って行きました。大阪-青森間の廃止から数年後、東北新幹線八戸延伸の際、八戸-函館間に復活、そして新青森延伸の際に新青森-函館間に運行区間変更。最後は一駅区間だけ奥羽本線に復活した事になります。485系『白鳥』とキハ281系『スーパー北斗』が並ぶ函館駅。キハ183系が運用に就いていた『北斗』が新型車輛に置き替えれた事により『スーパー北斗』は『北斗』に列車名統一され、今は新函館北斗で北海道新幹線接続という重要な任務に就いています。新函館北斗駅のある北斗市は函館市街地から離れている為、人気漫画『北斗の拳』を用いて町おこしに力を入れています。『北斗』の乗車には『北斗の券』が必要です。乗車位置の列車名が懐かしいです。更に懐かしいものを。大阪-青森間を日本海側で結んでいた頃です。大阪駅11番線に『特急 白鳥 青森行き』というのが、何とも言えん貫禄でした。更に昔の白鳥。大阪-青森・上野間の頃はキハ80系が運用に就いていました。ED42の力を借りて、碓氷峠越え。峠越えの話は、後日致しましょう。最後に再度煙草の話です。初めて名前を覚えた煙草の銘柄は『ハイライト』です。0系新幹線車輛の塗装の起源がハイライトトリオ漫才『漫画トリオ』の有名なネタが「パンパカパーン、今週のハイライト!」鉄道本の昔話(主に戦後昭和~平成一桁)で物価基準として挙げられやすいのがハイライトTVアニメ『ちびまる子ちゃん』で登場する愛煙家のお父さんがよく吸うのがハイライト上の5点がその理由かと思います。今は電気煙草が普及してきたので、吸い殻の重さが灰Light。