川あかり 葉室麟
なんと読んだあとが気持ち良い小説なんだろうか。
久しぶりに最後の読み進みが遅くなる、ああもう終わってしまうなあ、と。
藩で一番の臆病者が刺客に使命される。江戸から国元に戻る重役を切るため。
しかし長雨で川止めになり安宿で待つことになるが、そこで得体のしれない人たちと出会うことになる。
そして、様々な経験をして成長していく。
葉室麟は女性を書くのが得意な作家と思っているが、武家の娘、おちぶれた庄屋の娘、大水で両親を亡くした女と登場し、みんなそれぞれすばらしい女性だ。
臆病者の主人公は様々な人との出会いで成長していく。
成長するといってもたかが1週間くらいの川止めになっているあいだのことだ。
なんて読書後の気持ちが良いしょうせつなんだろうか!
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