録画したものをもう一度見ていたのです。

ホントに下手で見てるのが苦痛でした。

 

でも急に日本が攻めだしたのです。

それが80分でした。

 

そうです。谷川萌々子選手が入ってからでした。

 

日本の得点の臭いがプンプンしていました。

 

 

それでブラジルの監督が一つの決断をします。

動きが悪くなった(?)マルタを下げたのです。

 

マルタ選手を下げる時に凄く時間を使いました。

時間を使うことと流れを変えることが目的だったと思われます。

(この交代はブラジルサポーターに無茶苦茶たたかれていますが)

 

 

これはよくやることですけど、キャプテンマークを

最も遠くにいる選手の腕に巻きに行ったのです。

 

それから・・・

 

 

スタンドのファンの声援に応えて拍手。

 

それから・・・

 

 

もちろん交代選手としっかりハグ。

 

それから・・・

 

 

まだスタンドに向かって拍手していました。

第4審判に促されても・・・。

 

 

スタンドのブラジルファンは大喜びしていました。

ブラジルの勝ちを確信していたのでしょう。

 

 

ピッチではお約束のブラジル選手のサボタージュが・・・!

 

 

これを無視して日本は攻め続けて

ブーイングを食らっていました。

 

すると・・・

 

 

谷川選手のフェイントにつられて転んだブラジル選手の腕に・・・!

 

 

 

重い裁定ですね。

こんな裁定、生身の人間に下せるものなのかなあ?

 

 

熊谷選手がキーパーの逆を突いてガッツポーズ!

さらに、すぐにボールを拾って逆転するぞ!・・・という意志表示。

 

 

そんなはずでは・・・。

 

代表200試合目のパーティを勝利で祝うつもりだったのに。

 

さらに・・・

 

 

谷川選手の信じられないゴール!

 

 

ボールはまだ空中にあります。

 

この瞬間に何が起こってるのか気付いてるのは蹴った谷川選手と、

すぐそばにいて頭を抱えているブラジル選手だけです。

 

みんな呆然と立ち尽くしています。

 

 

明暗がはっきり分かれました。

ホンノ5分で・・・。

 

 

頭を抱えてしまったマルタ選手。

 

 

もう一人のブラジル選手は小刻みに震えていました。

 

 

 

 

こんな大きな大会で、こんな凄い「RESULT」は見たことないです。

 

「90+2’」「90+6’」

 

・・・いや~、すごいものを見せてもらいました。

 

 

谷川萌々子選手は一躍スターになりましたね。

 

 

これから監督は谷川選手をどう使うのでしょうね?

次戦でいきなりスタメン?

 

もちろん使わない手はありませんけど、

どう組み合わせるのがいいのか、

難しいでしょうね。

 

監督にとっては嬉しい悩みかもしれません。

 

 

 

 

 

ぼくは「祝!マルタ選手代表200試合」のような

会場の雰囲気にムカムカ来ていました。

 

オリンピックを私物化しやがって・・・(怒)!

 

サッカーでは活躍した選手を最後の方に交代させて、

会場のファンの拍手を浴びさせてやろうという場合があります。

 

もし監督の今回の交代がそれだったとしたら・・・!

 

この監督は国へ帰れなくなりそうですね(寒)。

 

 

 

初めて見た時には単純に驚きましたけど、

考えてみたら、たくさん伏線を張って、

一つ一つ回収して行ったドラマのようにも見えてきます。

 

凄いロングシュートでしたけど、

谷川選手はこれくらいの距離を

今まで何度も決めてきたのですから、

全然奇跡的なことでもないです。

 

 

本当に偶然だったのでしょうか?

何か必然的な要因が有ったような気がしてなりません。

 

 

とにかくサッカーの面白さを再認識した試合でした。