ドジャースの試合を見てから、何気なく見ていました。

何度もみてるのでこの作品はそこそこ知ってる方です。

 

何気なく見てたつもりがどんどん引き込まれますね。

さすが『ブレードランナー』、というべきか。

 

 

ただ、この作品にはアホほどマニアックなファンがいて、

ぼくくらいの奴が語ってたら批判されそうでちょっと怖いです(笑)。

 

音楽がいいですよね。最後に流れるのですが、

このテーマもすごく有名です。

 

 

 

作品の説明は、難しいですね。

簡単に言うと、こんな感じです。

 

奴隷労働のために人間そっくりの人造人間を作りだしたのですが、

その一部が反乱を起こし地球に潜入する・・・みたいな。

 

いや、これでは全然説明になってないな(笑)。

 

 

 

地球に潜入したレプリカント(人造人間)を探し出す仕事をするものを、

ブレードランナーというのです。

 

自我に目覚めたというか、

寿命が短いということに耐えられなくなったレプリカントが

その切なさを語るというシーンがすごく印象的です。

 

それは結局、いつ尽きるか分からない人間の運命そのものなのですが・・・。

 

 

(2012年に書いたものです)

 

このブレードランナーにはいろんなバージョンがあって、

どれが本物なのか分からなかったのです。

 

劇場公開版、ディレクターズカット、最終盤・・・?

 

たぶんこの最終盤というのが「ファイナルカット」ということで

正式なブレードランナーということになってるようです。

 

むかしVHSのテープを買いに行ったとき、

いろいろあり過ぎて思いとどまったことがありました。

それくらいややこしかったんです。

 

 

それで、ぼくが見て気に入ったバージョンは、

今では見られないことになってるようなのです。

 

ぼくがテレビ放送(吹き替え)で気に入ったのはラストシーンでした。

主人公と一緒に逃げることになった女性型のレプリカントが

車に乗って走り去っていく、というものでした。

 

寿命が短いと思われてたレプリカントも

実際はその寿命は定かでなくて、

そうだとすれば人間と変わらないじゃないか。

・・・というエンディングでした。

 

このエンディングが2回目に見た時(字幕)には、

丸ごと無かったのです!

 

アレは呆気にとられましたよ(笑)。

 

それで後になって、別バージョンのモノと比べてみたのです。

二つのブラウン管テレビに映してみて、ですよ。

 

すると、すぐに違いが分かりました。

 

やたら字幕が出る(説明が多い)バージョンと、

説明が少ないバージョンがあったのです。

 

ぼくが初めて見たのは説明が多い、

アホな子でも判るバージョンでした(笑)!

 

 

これは凄くショックでしたね。

別バージョンでこんなにも違うものなのか、と。

 

 

何でもいいけど、上のウィキ、無茶苦茶長いわ(笑)!

この作品について語りたい奴がそれだけ多いということでしょうね。

 

マニアックなブレードランナーの矛盾探しというのを

聞いたことがあります。

制作過程でいろいろあって迷走してたような・・・(笑)。

 

マニアにかかったら作品のアラも「謎」になったりするんですよね。

マニアという奴はどうしようもないところがあります。

 

 

この作品のどこがいいのかと訊かれたら、

なんと答えるかなあ・・・?

 

とにかく雰囲気がすごく良いんですよねえ。

近未来の雰囲気を作り出すことには成功してると思います。

 

もともと近未来SFが嫌いなぼくが、

これだけ気に入ってるのですから。

 

 

有名な作品ですから、知っておいて損はしないですよ。