グラフ、見えるでしょうか?

 

 

序盤から藤井名人が作戦勝ちしてリードしていたのですが、

中盤から豊島さんが盛り返して終盤にかけて3回くらい

豊島さんにチャンスがあったようです。

 

でも正着が指せずにいると雰囲気が怪しくなってきて

逆転されてしまいました。

 

豊島さんはまたしても天を仰ぐということに・・・。

 

 

藤井名人はいつもと同じように神妙な面持ちで

不利にしてしまった手を反省していました。

 

 

局後すぐにマスクを着けるのが豊島さんです。

こういう人も少なくなりましたねえ。

 

 

しかし、この対局は中盤以降めまぐるしく攻守が入れ替わり

形勢が「50-50%」から「70-30%」くらいまで、

豊島さんが優勢になることが多かったのです。

 

それでも結果が伴わなかったわけですねえ。

豊島さんは、どうすればいいのでしょう。

 

地道に繰り返していくしかないのでしょうけどね。

 

今日の対局で、終盤までに持ち時間の差がもっとあれば、

豊島さんにもさらに勝機があったと思われる将棋でした。

 

 

 

この「2-0」の結果は、

内容から見たら逆でもおかしくないものでした。

 

豊島さんからすれば気持ちの持ちようが一番むつかしいのかも・・・?

 

 

名人戦第3局は、5月8日、9日に行われます。

対局場が「羽田空港第1ターミナル」」となってますけど、

特別に作るのでしょうねえ。

初めてのこと・・・でしょうね。