ぼくは占いが嫌いです。
占いに関することを考えてると、血が逆流するのを感じます。
そういう気持ちをなんとか多くの人にわかってほしいのですけど、
上手く説明できません。自分の中ではすごく単純なことだと思っているのですけど・・・。
むかし漢文か何かで聞いた話に、「株を守る」というのがありました。
「切り株にぶつかって死んだうさぎを手にいれた農夫が、またうさぎを得ようと
切り株を見張って暮らした」という話です。
これは偶然と必然をごちゃごちゃにしている「アホな人間」の見本だと思っていました。
(韓非子の原典の意味は、古い習慣に従って融通がきかないこと、だそうです。)
この「偶然と必然をごちゃごちゃにする」というぼくの嫌いな話が、
占い関係ではアホほど多いのです。
たとえば、朝見た占いに従ってラッキーカラーと同じ服を着ていて
たまたまいいことがあったとしても、いいことがなかった日数と比較して
検証してみなければ、ラッキーカラーなどというものについては
何も言えないはずです。
でも、ぼくの嫌いな「偶然と必然をごちゃごちゃにする人たち」は、
偶然を偶然と認めることがどうしても出来ないようで、
何か意味があるはずだ、と言いたいようなのです。
人間は偶然生まれてきて、あっけなく死んでいくものだと思います。
特別な意味なんかないのです。こういってしまえば身も蓋もないようですけど、
ぼくはこう考える方が凛々しいと思ってます。
自分のことを、何か選ばれた存在であるように思わなければ
生きていけないような人には、好感が持てないのです。
自分の事を戦国武将の生まれ変わりだと霊能者に言われて、
まんざらでもない顔をしている芸能人が、ぼくは大嫌いです。