ぼくは、占いというものがどうしようもなく嫌いです。自分でもぞっとするくらい、
「占い」というものに敵意をもっているようです。


でも、雑誌を開いてもテレビをつけても、占いに関することから遠ざかる事の方が
難しいようです。一度、自分の気持ちを整理するためにも、ここに何か
書いてみようと思いました。


(ブログをやってる人に占いの信奉者が多くて、気を悪くされるかもわかりませんが
そういう人には、ぼくのどこが間違ってるのか、教えてほしいと思ってます。)


まず、タイトルですが、これは、
「占いにおける、アナログ情報の無神経なデジタル化」
という意味で、この「無神経な」というのが、ぼくの占い嫌いの核心部分です。


たとえば、姓名判断 (が占いかどうかはおくとして) で言うと、
「漢字を画数に置きかえる」という、とんでもないことをしています。

これがぼくのいう、「アナログ情報の無神経なデジタル化」です。
「山」と「川」、「火」と「水」が一緒なんですよ、画数に置き換えると。
漢字を愛する日本人が、絶対にやってはいけないことだと思ってます。
ましてその数字を足したり引いたり・・・
ぼくが絶対に尊敬しない人間のすることです。


(芸能人にあっさり名前を換えてしまう人がいるのは、悲しいことです。その人には
以前の名前で好きになってくれた人は、どうでもいいのでしょうか?古いファンを
ばっさり切り捨てて、もっとたくさんの、新しいファンが自分にはふさわしいとでも
思ってるのでしょうか?)


姓名判断でなくても、星座なら12種類しかなく、血液型なら四つしかなくて、
結局、人間をいくつかの種類に分けて・・・という作業のなかで、驚くほど
無神経な事をやってると思うのですが、どうでしょう。


ぼくの嫌いな「血液型性格判断」については、またいつか、時間と体力があれば。