2019年6月16日(日)下北沢SEEDSHIP
『セッションライブvol.3』
出演:中前りおん、野坂ひかり、unconditional love
中前りおんさんライブでした。
りおんさんのライブ(舞台1回含む)に参加するのは今年3回目(通算236回目)。
4月14日に神戸で行われた「アコフェス」以来、2か月ぶり、そして今年初の関東ライブです。
今年はライブ自体まだ4本目と少なく、そのほとんどが関東以外というイレギュラーな音楽活動。理由や状況はなんとなく聞いていたものの、どこかモヤモヤしながら半年が過ぎようとしていました。
上記エントリでも本人から語られましたが、モチベーションに関わる問題なので、こちらとしてはひたすら信じて待つしかありません。
そんななか今月は21日(金)の関西遠征しか発表されておらず、その日がくるのを心待ちにしていました。ところが直前になって急遽都内ライブが追加。
「都内ライブがあるならば関西遠征はしなかった?」…いやいや、それとこれとは話が別。本人はとても申し訳なさそうにしていましたが、こちらにしてみたら、ただただ嬉しいだけです。やったね♪
会場は下北沢SEEDSHIP。前回出演したのは2017年3月30日ですから、2年以上ぶりです。
今回の企画は盟友unconditional love(アンコンディショナル ラブ)さんの主催。アンコンさんは定期的に声をかけてくれるのが嬉しいし、ありがたいですね。共演するのは昨年7月26日、りおんさん初自主企画『大人になる為のエトセトラvol.1』以来でしょうか。
『セッションライブvol.3』とのことで、通常の対バン形式のライブとは趣旨が異なります。第1部がりおんさん、第2部が野坂ひかりさんという構成で、アンコンさんはほとんどステージに出ずっぱりでした。
イベントはアンコンさんの『Calling』からスタート。会場を程良い具合にあたためてもらったところで、りおんさんを呼び込み。
りおんさんは葡萄色のノースリーブのワンピースに明るめの髪色が印象的な姿で登場。どこぞの海外セレブかモデルさんのようです。
もう何度も語られている2人の馴れ初め。活動初期の2012年4月に渋谷gee-ge.で対バンした際、アンコンさんがりおんさんのライブを観て「こんなすごい人がいるのか」と衝撃を受けたという話。アンコンさんは詳しい日にちまで記憶していたようです。
gee-ge.のスケジュールから当時のイベント詳細を発掘。りおんさんはまだ漢字表記で活動していた頃ですね。今見てもかなり良いメンツ。
1. 片恋ラプソディ(ソロ)
アンコンさんが一時退場し、まずはソロ弾き語りで挨拶代わりに1曲。グランドピアノでの演奏はかなり久しぶりですね。
SEEDSHIPの生音に近いピアノと2か月ぶりに聴く大好きな歌声、どんな高級ワインと料理よりも贅沢な組み合わせです。ノースリーブのワンピースからスラリと伸びる腕が鍵盤の上を這う姿に色香を感じます。芸術的な美しさ。
アンコンさんは地声のままで高音が伸びるのを絶賛。りおんさんはキンキン声にならないように意識して発声しているとのこと。こんな話が聞けるのもなかなかない機会であります。
2. 大人(w/unconditinal love)
再びアンコンさんを呼び込んでセッションタイム開始。前回りおんさん企画では、中前バンドの伴奏でゴリゴリのロックだった曲。今回はりおんさんのピアノ伴奏でアコースティックに。
前半りおんさん弾き語りパートはいつもよりスローテンポで始まり、間奏からアルバムアレンジ版に切り替わってアンコンさんパートへ突入する流れ。普段は癒し系のアンコンさんが攻める姿は珍しいのでは。歌詞の音への置き方がりおんさんとは少し違ったりして新鮮。いやはや、ゾクゾクしますね。
3. 夜の語り(unconditional loveカバー)w/unconditional love
(サポートGt. 児玉陵/Pf. 清野雄翔)
アンコンサポート陣のGt. 児玉陵さん、Pf. 清野雄翔さんを呼び込み、りおんさんはアンコンさんと並んでハンドマイクで。同じ年齢で活動期間も似たような2人、歩んできた道は違えどもこうして再び同じステージに立っているだけで感無量です。尊い。
冒頭の歌詞で「ふとんから足がはみ出して」という部分、状況描写なのか心理描写なのか…どちらとも取れるこの表現がとても気に入っていると語るりおんさん。実は第2部で野坂ひかりさんもこの曲をセッションしており、聴き比べも興味深かったのでした。
4. Prayer X(King Gnuカバー)w/unconditional love
(サポートGt. 児玉陵/Pf. 清野雄翔)
りおんさんが新しく始めたばかりのカバー動画チャンネル『りおんのカバーcoverラボ』でも採り上げた、King Gnuのカバー曲をセッション。
こんな風にライブで生歌を聴けるとは思っていなかったので、この日一番のサプライズでした。かなり難曲なのに器用に唄いこなす2人。お見事でした。
5. 最高ハニー(w/unconditional love)
サポートメンバーが退場(アンコンさん曰く「帰宅」)し、再びりおんさんのピアノ伴奏で。『大人』と共にアンコンさんが好きな曲だという、りおんさんの“かつての代表曲”のひとつ。
『Future Diver~未来へ飛び込む者~』が代表曲と言われている現在、しばらく聴くことの出来ない時期が続いていました。それでも『最高ハニー』こそが代表曲であることをしつこいくらい(?)に主張し続けた結果、最近また唄ってもらえることに。え、皆さんも聴きたかったですよね? 曲紹介のMCでも「ファンの方からの要望でまた唄うことにした」と触れてくれたりして、これはファン冥利につきます。
6. 晴れた日に(unconditional loveカバー )w/unconditional love
(サポートGt. 児玉陵/Pf. 清野雄翔)
第1部ラストはりおんさんが好きだというアンコンさんの『晴れた日に』をカバー。じっくり聴かせるバラードの多いアンコンさん曲の中では珍しい「ルンルン気分になれる」(りおんさん談)曲。
慣れない他人の曲のせいかルンルン気分とはほど遠い真剣な表情で唄うりおんさんの隣で、とても楽しそうに笑顔を浮かべながらお客さんの手拍子を煽るアンコンさんが対照的でした。
セッションライブということで持ち歌以外の曲を練習したりして準備は大変だったことでしょう。慣れない歌割りで唄い出しが上手くいかない場面などもありましたが、それらを差し引いても面白い試みだったと思います。
レコーディングに向けてカバー曲を研究中のりおんさんにとっても良い経験になったのではないでしょうか。一夜明けた今でもこのライブについて延々と語りたくなります。
【今後のライブスケジュール】
※ライブハウスなどのスケジュールから独自に入手した情報を含みます。
詳細はオフィシャルサイトを参照のこと。
【6月】
6/21(金)南堀江knave
【7月】
7/23(火)兵庫芸術文化センター中ホール(舞台『YUKUE-ライラック-』出演)
〇カバーをしながら音楽を追求していく研究室チャンネル
〇毎週土曜日16時〜FMブルー湘南『横須賀たそがれミュージック』レギュラー出演中
〇東京工芸大学とのコラボレーションでMVが完成しました。
〇最新CD『オトナノジジョウ』が全国流通になりました。




