天候悪化で計画変更したお目当ての山

九州でも雁俣・京丈山に見られるというカタクリの花

十数年前、友達と出かけた雁俣山で2,3本、中国地方の右谷山でその群落に圧倒され、もう見あきるぐらいだったことを覚えている。そういえば別の友達と目丸山にも行ったっけ。

この花は誰でもを魅了し感激させる。とりわけ可憐さ、気品さ、凛とした美しさをただよわせる高嶺の花といえよう。

この山にカタクリがあるというのを知ったのは7,8年前ぐらいだった。今はとても有名な山である。

遠いのでチャンスはないと思っていたが、今回、思い切って出かけ、晴れた28日に行った。

途中で会った人に聞くと、シーズンの土日、連休は駐車場に止めれないぐらい多いそうだ。

泊まっていたホテルからナビで調べてみると、3時間かかると出たのでびっくりしてできるだけ早く出たものの、登山口は9時40分発となった。 イメージ 1

コースが2コースあり、時間があったらもう一つの山に登りたかったので、最短の鳥上滝コースにした。

既に車が十数台あったが止めれないことはなかった。

しばらくして石畳の道から沢沿いに石を踏んだり土になったりの道になる。

一緒に登り始める登山者もいて、追い越したりしながら、周りは緑が鮮やかになった樹林帯になる。
イメージ 2

沢が崩れているところもあるが、人が多いのでハシゴがついていたり、コンクリートで固められたりして歩きやすくしてある。

歩いていると、こちらではあまり見られないお花などがあった。ミヤマカタバミ、ボタンネコノメソウ、ハシリドコロ、エイレンソウ?など。(多分?)
イメージ 3 イメージ 4
イメージ 5 イメージ 6










石割ケヤキがあるという鳥上滝は見過ごしてしまったようだ。

1時間もしないうちにショウジョウバカマやカタクリの花がちらほら見えてきた。

そして、だんだん多くなってきて、道の両側にあるわ、あるわ、ロープで入らないようにしてあった。

さらに山頂は広場みたいになっていて、群落が広がっていた。
イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10 イメージ 11
イメージ 12 イメージ 13




フィギャースケートの荒川静香さんがメダル取った時、イナバウアーという言葉がはやって、誰が最初に名づけたのかわからないが、カタクリの姿をイナバウアー、イナバウアーとマネしてネットに載せられていたこともあった。

確かに後ろに反っている姿が美しく素晴らしいからだろう。はやり言葉なので、今は載せている人は少ないのかもしれない。

久しぶりに感動して、デジカメ写真を撮るわ、撮るわ・・・、山頂の『天叢雲剣出顕の地』の碑は出雲神話でスサノオノミコトが天高原から降臨されたという伝説があるらしかったが、それも興味がないようにカタクリに夢中になっていた。
イメージ 14
次々に4,50人は登ってこられてはいたが、それほど混雑もなく、しばらくして下ろうとしたら、小学生が登ってきて「あれっ、今日は学校よね?」と聞いてしまったが、遠足だったらしい。

人数も少なく小規模校らしく、みんなにこやかで楽しそうだった。

まだ登ってきている人がいたので道を譲り「ちょうどいいですよ」等、言葉を交わしながら下った。

イメージ 15
蛇足ながら、カタクリを見ていてあまりに反り返って奥深く見えた花があった。W字形みたいな濃い紫の模様、おしべ、めしべも大きく、何かあやしい妖艶さみたいなもの、ちょっと気味が悪いようにも感じた。他の野の花は内部も可愛いのが多いのだが、この魅惑に虫たちが集まるというカタクリの不思議さ、美しさの裏側に隠されたものを見たような気がしないでもなかった。また、これが魅力なのか・・?