連邦最高裁。 | 小太郎です。

小太郎です。

とりあえず、思ったことを書きます。

今日のニュースで、3年前に、大統領選挙の結果に不服な人たちが、議事堂を襲った事件に関して、当時のトランプ大統領の責任が問われた問題。

連邦最高裁は、「公務として行ったことでは、大統領は免責される。そして、今回の事件が公務に当たるのかどうか、下級審で、もう一度、審議をするように」と、差し戻したということ。

 

どうも、おかしな話ですよね。

民主主義のお手本のような国、アメリカで、このようなことが許されるというのが、よく分からない。

 

共和党側は、今回の連邦最高裁の判断を、概ね、歓迎しているということのよう。

しかし、民主党の側では、当然、反発があり、バイデン大統領は、「これでは、大統領は、法の上に立つということになる」とコメントを出したという話のよう。

 

これは、どう考えても、民主党、そして、バイデン大統領の方が、まっとうなこと言っているように思える。

 

今回の結果、そしてアメリカの世論は、やはり、アメリカもまた「右傾化」の道を歩んでいるということなんでしょうかね。

 

フランスでも、下院の選挙で、いわゆる「極右」と呼ばれる政党が、躍進をしたという話。

 

世界全体で、右傾化の道に進んでいるようですね。

 

かつて、ドイツ、イタリアでは、「ファシズム」勢力が政治を主導し、日本もまた、天皇を中心にした国家主義体制を取っていましたが、その時は、まだ、アメリカ、イギリスなどは、「民主主義」という制度を守っていた。

しかし、今、世界は、ロシア、中国にならい、アメリカも、ヨーロッパも「右傾化」し、国家主義的政治家が、国を主導することになるのでしょうか。

それならば、また、世界は、混乱をして行くのではないですかね。