大河、第五話。 | 小太郎です。

小太郎です。

とりあえず、思ったことを書きます。

大河ドラマ「光る君へ」の第五話を鑑賞。

 

冒頭、ショックで寝続けるまひろに、祈祷師が登場。

怪しげな祈祷に「もう、起きるから、ああいう人は呼ばないで」と、まひろが言う、コントのような展開。

しかし、やはり、当時、「祈祷」というのは、重要なもので、人々は、それを信じていたんですよね。

 

藤原兼家が、陰陽師、安倍晴明に、花山天皇の子を呪詛するようにと命令しますが、清明は、それを拒否。

さて、安倍清明については、「歴史探偵」でも、特集されていましたね。

巧みに、権力に食い込む安倍清明の力が、放送されていました。

当時は、細かく「吉」「凶」が決められ、基本的には「吉」のことしか出来ない。

この「吉」「凶」を示すのも陰陽師ならば、この「吉」「凶」を巧みに変えるのも陰陽師の力。

当時の陰陽師は、今で言えば、最先端の科学者のようなもので、誰もが、陰陽師の言うことを信じていたということ。

 

ロバート秋山さん演じる藤原実資が、好評のようですね。

確かに、これは、キャスティングの勝利。

強いインパクトを感じさせる。

 

さて、今回、個人的に気になったのは、藤原道綱の母が登場。

藤原兼家の妻の一人であり、あの「蜻蛉日記」の作者でもある。

この「蜻蛉日記」について、ネットで調べてみる。

 

タイトルの「蜻蛉」とは、「蜻蛉のように切ない身の上を書き記したもの」という意味のようですね。

高貴な身分の夫、藤原兼家の浮気に悩まされながらの結婚生活を赤裸々に綴ったもの、と、言うことのようです。

 

この「蜻蛉日記」は、堀辰雄が、小説にしたものを、昔、読みましたが、内容は、全く、覚えていない。

 

さて、来週は、いよいよ、清少納言が登場のようです。

まひろと、どのような関係になるのか、楽しみなところです。