小太郎です。

小太郎です。

とりあえず、思ったことを書きます。

大河ドラマ「光る君へ」の第21話を観賞。

 

ついに、清少納言が「枕草子」を書き始めましたね。

失意の底にある定子を慰めるため、まひろが勧めたもの。

なかなか、良い流れでしたよね。

 

それにしても、伊周の、往生際の悪さが、際立っていましたね。

これが、フィクションではなく、ほぼ、史実に沿っているというのが、なかなか、面白いところ。

何とも、無様な感じを、歴史の中に残したものです。

 

どうも、伊周、隆家の兄弟は、一年後には、罪を許され、都に戻ってくるようですね。

一条天皇は、そもそも、二人を、それほど、重い罪に問うつもりはなかったのではないかという話も。

しかし、都に戻った伊周には、もはや、道長に対抗するだけの力は無かった。

それでも、やはり、往生際悪く、道長に抵抗をしようとしたようですが、結局、37歳という若さで、亡くなったということ。

 

一方、隆家は、都に戻って間もなく、目を悪くすることになったよう。

そして、太宰府に、良い医者が居ると聞き、太宰府に行くことを望む。

そして、隆家が、太宰府に居た時に、国家の危機と言える「刀伊の入寇」が起こる。

その時の隆家の活躍は、ドラマで描かれるのでしょうかね。

 

さて、まひろと、宣孝が、良い感じになって来ましたね。

どういう流れで、結婚ということになるのか。

 

そして、為時が、まひろと共に、いよいよ、越前に向かう。

越前で、何が起こるのか。

 

国司の任期は、4年ということになる。

現地に赴任をするのは、大変だったでしょうね。

行くのも大変、帰るのも大変でしょう。

しかし、宣孝も言っていたように、国司になれば、結構、懐は潤うことになる。

そのために、国司を望む貴族は、多かったのでしょうね。

 

さて、「検非違使」という役職。

 

藤原実資が、検非違使の別当として、伊周、隆家の逮捕を行っていましたが、この「検非違使」という役職は、この先、いわゆる「軍事貴族」が、務めることになる。

今のところ、まだ、この「軍事貴族」と、一般の貴族との差は、明確ではなかったよう。

「武士」という身分も、まだ、誕生していない。

 

しかし、やはり、道長の従者だった「武者」の、源頼光は、ドラマの中には、登場しないようですね。

やはり、物語の本筋には関係ない。

 

そして、やはり、詮子の呪詛は、自作自演だったよう。

さて、まひろは都を離れ、都の道長との間で、どう話をつなぐことになるのか。

次回が楽しみです。

5月22日、袴田事件の再審が、結審を迎えたという話。

判決は、9月に出るそうです。

事件の発生から、58年。

袴田さんは、すでに、88歳。

これほど長い間、死刑囚として、自由を奪われて来た。

無罪判決が出る可能性が高いが、過ぎてしまった人生は、もう戻らない。

 

しかし、検察は、改めて、死刑を求刑したということ。

証拠は、ねつ造をされた可能性が高いという話もありましたが、もはや、検察は、面子にこだわっているとしか思えない。

 

検察、警察は、自身の、事件の「見立て」に基づいて、捜査をし、証拠を集める。

そして、かつては、「自白」が重要視され、無理矢理、自白を強要することも多かったということのよう。

 

そして、今、すでに、死刑が執行された事件の再審を、遺族が求めているそうですね。

それは、「飯塚事件」と呼ばれるもの。

 

この「飯塚事件」が起こったのは、1992年。

 

福岡県飯塚市で、小学生の女子児童2人が殺害された。

その事件で、久間三千年という人物が、「DNAが一致した」として逮捕され、裁判で「死刑」が言い渡される。

 

しかし、この「DNA鑑定」には、大きな問題があったそうですね。

また、この事件の「目撃証言」にも、大きな問題があるということ。

そして、2009年に、死刑が執行されてしまった。

 

もし、冤罪だったとしたら、死刑が執行されてしまえば、もはや、取り返しがつかない。

当人は、死刑が執行される時、何を思っていたのか。

何の罪もなく、国によって殺害される無念は、大きかったと思われます。

 

今後、この事件の再審は、行われるのかどうか。

 

以前から言われていた定額減税。

昨日の報道では、給料明細に、ちゃんと、減税したことを明記しろという話。

 

一体、何なのでしょうね。

 

そもそも、減税を決めた時にも、大きな批判を浴びた。

国が、大きな借金を抱えていることは、みんな、知っている。

それで、減税をして、どうするの、と、言う話。

 

そして、今度は、給料明細に、それを明記しろという話。

政府の説明では、「手取りが増えたことを実感して欲しい」という話ですが、それは、後付けの理由でしょう。

今、いわゆる「裏金問題」で、自民党は、大打撃。

その挽回のために、「自民党、政府が、減税をしてやったのだから、有り難く思え」というアピールとしか思えない。

何とか、自民党、政府の支持率を上げたいという考えが、透けて見える。

 

岸田さんが総理になってから、どうも、その「政治的センスの無さ」が、際立っている。

何で、このような人が、総理になれたのかと言えば、やはり、「世襲議院」だからでしょう。

立派な地盤があり、利権と集金能力があれば、どんなに政治的に無能でも、政治家として出世が出来るということ。

だから、世襲議員は、何とかして、排除をしなければならない。

 

今、国会では、この「裏金問題」について、政治資金規正法の改正案が審議されるようですが、自民党は、あくまでも、「裏金」をキープしたい様子。

そもそも、何円以上が、公開を、するを、しないを。

国民からすれば、一円から、貰ったお金、使ったお金の全てを公開するのは、当たり前の話。

なぜ、それが、出来ないのか。

 

それは、それが「後ろめたい」お金であるからに違いない。

よく、「政治には、お金がかかる」と言いますが、結局、お金がかかるのは「政治」ではなく「選挙」でしょう。

つまり、「選挙」にお金を使うために、「裏金」が必要。

だから、裏金は、手放せない。

 

そもそも、「企業献金」は、必要なのか。

結局、「企業献金」は、「賄賂」と同じですよね。

「企業」から献金を受け、政治家は、その企業に便宜を図る。

これは、政治家が、企業を通して、税金を、キックバックされているのと同じ。

 

政党交付金が出来た以上、企業献金は、廃止するのが筋。

 

それが出来ないというのは、政治家が、国民を見ていないということ。

 

話が逸れましたが、減税の明記問題。

 

政治家の思いつきで、国民が、膨大な負担を強いられることになる。

今回の問題でも、役人を始め、会社で給料に関する仕事をする人にとっては、膨大な手間でしょう。

 

政治家の思いつきで、莫大なお金と、膨大な手間が生まれるのは、マイナンバーカードで経験済みですが、何で、国民が文句を言わないのか。

不思議なところです。