玄真録〜シネマガイド〜 -4ページ目

玄真録〜シネマガイド〜

映画について更新して行きます。

何を観るか迷った時に参考にしたり、一度見た事のある映画の整理などに参考にしてください(^^)

映画をあまりみない人は「オススメ」のカテゴリーを参考にして見てもらうと嬉しいです(^^)

$玄真録

<ストーリー>
 幕末の清水港(静岡)に米屋の倅で暴れん坊の山本長五郎という男がいた。通称清水の次郎長というこの男は酒を飲んで、喧嘩した相手を海に投げ飛ばしてしまう。相手を殺したと早とちりした次郎長はほとぼりを冷ますために一人旅に出る事を決意。
 2年経ち清水港に戻ってきた次郎長は、周りの協力を受けながら次郎長一家を立ち上げた。そこに尾張生まれの暴れん坊桶屋の鬼吉、鉄砲鍛冶の倅の関東綱五郎、元侍の槍使い大政、坊主くずれの法印大五朗など一癖も二癖もあるような連中が次郎長の人柄に惚れて子分になった。少数ながらも兵ぞろいの次郎長一家は庵原川で和田島の太左衛門と津向の文吉との喧嘩を見事に仲裁して一家として売り出していく。街道に次郎長の名が聞こえるにつれて身内の衆も増えていく一方、敵対する勢力もはっきりしてきた。そんな中、新たに増川仙衛門、森の石松、追分三五朗、三保の豚松、居合いの小政など強力な面々も仲間に加わってくる。
 強きを挫き、弱きを助る侠客次郎長の人生はまさに波乱万丈。喧嘩、裏切り、投獄生活、恋女房や仲間の死などつらい事があっても次郎長一家は決して負けない。そしてついには駿河、遠江、三河の三国にかけて大勢力を築いて海道一の大親分として明治の世まで生き抜くこととなる。

<感想>

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上の写真は本物の次郎長一家。前列左から3番目が次郎長親分です。次郎長物は当事者達が生きていた明治から大正、昭和とずっと民衆の間で人気を博しており、伝記、浪曲、噺家などを通して世に広まってきた。広まるにつれて脚色もされるようになって、物語に面白みを出すために作られた人物もいる。この村上元三原作の「次郎長三国志」もそのひとつだ。ただ、これをマキノ雅弘が映画化することにより次郎長と言えば次郎長三国志と言うくらい代表作となった。もし脚色なしのリアルな次郎長を知りたい人は「東海遊侠伝」を読むといい。これは作者が実際に次郎長や子分達に取材して編集したものだから一番信憑性がもてる。
 と言ってもこの次郎長三国志もとても面白い。日本で明治、大正、昭和と民衆の心をつかんだ次郎長がなぜ平成の世に伝わってこないのか。昨今のヤクザ事情にもよるだろうが、侠客と暴力団は似て非なるもの。この話は絶対後世に残していきたい話だ。
 ちなみにONEPICEの作者尾田栄一郎はこの次郎長三国志が大好きで、最近DVD化された東宝版の次郎長三国志のパッケージデザインを手がけた。ONEPICEを読むと随所に次郎長を感じる事も出来る。また、シブがき隊の「寿司くいねぇ」も浪曲次郎長話の「いいねぇ、江戸っ子だってねぇ、寿司くいねぇ」と言う石松の台詞から来ている。たくさんのものに影響を与えている次郎長三国志ぜひ読んでみてください。
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<ストーリー>
 主人公はイギリス、ロンドンにいるウィルフリッド卿という老弁護士。ウィルフリッドは病院から退院したばかりで、看護婦付きで退院してきた。事務所に着いて早々、看護婦のプリムソルは葉巻を禁じたり、仕事を控えろと口うるさく注意してくる。
 そこに知り合いの弁護士のメイヒューが訪ねて来た。金持ちの未亡人殺しで容疑者になっているレナードを弁護してほしいとのことだ。ウィルフリッドは仕事を請ける気はないが、看護婦から逃れて葉巻を吸うために事務所で話を聞く。葉巻を吸いながら話を聞いていくとアリバイの証言者も少なく、無実を証明するのはきわめて難しい事件だと分かる。そこに警察が来てレナードは逮捕される。後は法廷で無実を証明するしかないが、やはりウィルフリッドは仕事を請ける気にはならない。
 しかしその後レナードの夫人であるクリスチーネが訪ねてきた。妻の事を愛していると言うレナードとは対照的に、母国ドイツに正式な夫がいると語るクリスチーネ。話をしていくうちにウィルフリッドはクリスチーネのレナードに対する愛は偽りで、法廷での証言も当てにならないと思い、正義感からレナードの弁護につく事を決意する。そこから法廷での争いが始まる…


<感想>
 この映画は最後にテロップが出てくる。そこには「この映画の結末を未見の人に話さないでください」と書いてあります。なのでストーリー紹介は序盤の導入部分で終わります。原作はアガサ・クリスティ。監督は『アパートの鍵貸します』のビリー・ワイルダー。この3つの条件だけでも興味をそそられる映画です。
 ストーリーに触れられないので感想も制限されますが、このビリー・ワイルダーと言う監督のユーモアが好きです。もちろんミステリー映画で原作者がアガサ・クリスティなだけにストーリーだけでも楽しめると思いますが、そこにビリー・ワイルダーの演出が加わって作品を膨らませています。裁判ものは下手すると堅苦しくなり、退屈になりがちですが、この映画はキャラクターの個性や看護婦とのやり取りを夫婦漫才のような絶妙なやり取りで挿み込んでいるので緩急のついたテンポいい映画になっています。
 
この10本はあまり映画を見ない人でも楽しめると思える作品です。
休みの日何か映画見たくなったら参考にしてみてください。

★=洋画   ☆=邦画
 
Back To The Future(85) 
監督:ロバート・ゼメキス 
主演:マイケルジェイフォックス
言わずもがな、映画の面白さを教えてくれた名作です。


フォレストガンプ(94)   
監督:ロバート・ゼメキス    
主演:トム・ハンクス
上記と同じ監督。主人公の人生が壮大に描かれている。これもやはり映画の楽しさを凝縮している。


★タイタンズを忘れない(00) 
監督:バァ-ズ・イェ-キン   
主演:デンゼルワシントン
アメリカの高校で実際にあったアメフト部の話です。アメフト知らなくても感動します。

 
★海の上のピアニスト(98)  
監督:ジョゼッペ・トルナト-レ 
主演:ティム・ロス
「ニューシネマパラダイス」の監督。豪華客船で捨てられた子供が一度も船を下りずに大人になる話。


★今を生きる(89)      
監督:ピーター・ウィアー    
主演:ロビン・ウィリアムズ
進学校に型破りな教師が来て、生徒達に自我の目覚めを訴える。反体制的な青春映画。


☆パッチギ(05)       
監督:井筒和幸         
主演:塩谷瞬
喧嘩映画だと思って避けずに見るべし。青春時代の葛藤のすべてがここに入っています。


☆たそがれ清兵衛(02)    
監督:山田洋二         
主演:真田広之
これを見て時代劇が好きになりました。家族のためだけに生きる侍が果し合いをする事に。


☆息子(91)
監督:山田洋二      
主演:永瀬正敏
都会でいきる息子。地方に暮らす父。当たり前の日常を暖かく、そして切なく描かれてます。


☆おくりびと(08)      
監督:滝田洋二郎        
主演:本木雅弘
人の死を題材にしていますが決して暗くなく、むしろ笑えて感動する傑作です。


☆第17作男はつらいよ寅次郎夕焼け小焼け(76)
監督:山田洋二 
主演:渥美清
48作あるシリーズの中で最高傑作!寺尾聰が父の宇野重吉と共演。マドンナの太地喜和子も最高!!