ばぁばは、元々警察官に
なりたかった。
(現実は全く違う道を歩んだが)
幼い頃から、父の影響で
時代劇をよく見ていた。
特に捕物帳。
「銭形平次」に「水戸黄門」
「大岡越前」に
「遠山の金さん」
「桃太郎侍」に
「暴れん坊将軍」
主題歌や最後の決めゼリフ
まで覚えている。
時代劇の良いところは
最後は正義が必ず勝つ！
見てて、スカッとする。
その影響か、ばぁばは
正義感が強い。
なので、探偵ごっこも
性に合っている。
ドラマも刑事物や探偵物が
好きで、今でもよく見ている。
最近見た裁判官のドラマは
裁判官が
被告人の目線に降りて、
真実を見極める。
本当にこんな裁判官いたら
いいけど…
現実は程遠い気がする。
深夜番組で、主人公が探偵
の学校に通うドラマを
やっていたが、これは
すごく参考になった。
対象者と接触しても、
絶対に目を合わせない。
実際、何度か遭遇したが
これは貫いた。
お陰で最後まで
気づかれる事は無かった。
それでは
ばぁばの探偵ごっこの
はじまり、はじまり〜
任務内容
①帰宅時間のチェック
②外飲みしてる場合は
その写真と帰りの時間を
チェック
③時折り、下校時に長男の
服装確認
(季節に合った服装を
しているか)
④空き缶回収日に、空き缶の
本数チェック
(一日、何本アルコールを
飲んでるか？)
証拠となる写真が必要
なので、シャッター音が
鳴らないように、
動画で撮る。
基本のスタイルは
ウォーキングしている
近所の人、風。
スマホしか持たない。
カバンが無いので、
手にスマホ持ってても
自然体。
近くには、ポケモンGOの
ジムもポケストップも
あるので、
スマホを手に持ちながら
たまに、ポケモンをゲット
してる風を演じて…
夫が出入りしている居酒屋は
ポケモンのジムの目の前。
張り込む時は、ジムバトル
している人を演じている。
バス停もすぐそばなので
時々はバスを待っている人
になりきる。
顔は知られているが、
幸い、減量に成功して、
ー5Kg。
痩せ型になった。
それと、
コロナ禍で美容院に
行くのを控えていたので、
ショートカットだった髪も
ゴムで束ねられる位に
伸びていた。
変装に丁度良かった。
髪を束ねてキャップの中に
入れて、夜は男性のフリ。
特に夫とすれ違う時は
少々ガニ股で歩き…
一度、遭遇したら、
スタイル変えて髪を下ろし
キャップを外して…
冬は
リバーシブルのジャケット
を裏返し…
夏は
二枚重ねにした
Ｔシャツを一枚脱いで、
畳んで腰に巻きつけ
ジャージパンツで隠す…
帽子もキャップ以外に
色々用意した。
夫宅は店舗だったスペースを
子供部屋にしているのだが…
何故か
夜も灯りを煌々と付け
ブラインドがあるのに
閉めもせず
どうぞ見てください状態。
結構値のはるアイアンマンや
スパイダーマンのフィギュア
等を飾っているのを
見せびらかしたいのだろう。
お陰で、思わぬ成果があった。
子どもがいるのに、側で
タバコ吸ってる写真が撮れた。
決定的な夫の嘘を暴く写真だ
夫の嘘の数々はこちらに↓
長男も次男も喘息を
持っているので、
タバコは禁物。
妻の方には
「じぃじが子どものいる所で
タバコを吸わないようにお願いします。」
って、申告しておいて
自分はいいんかい
ちなみにじぃじは
電子タバコだし、それでも
子等の前では吸わない。
当然のことだ。
やっぱり！
自分の事棚に上げて人の事言う
ヤツだ‼️
