皆様、こんにちは!

 

英語講師のHIROMIです。

 

 

前回のブログでは、青少年はどうやら本当は大人に話を聞いて欲しがっている、あるいは心を受け入れてほしがっているようだ。というお話をさせていただきました。

 

今日はその続きです。

 

少しでも何らかのお役に立てますと嬉しいです。

 

 

「子供が勉強しない!」の裏には・・・

 

 

「子供が勉強しない!」という現象の裏には、なにか深い心の問題がひそんでいるように私は直観します。

 

そうです。毎日100人以上の青少年に触れ合っておりますと、その中には必ず、配布したプリントを整理できないとか、教科書を開く気力さえもわかない、私語をなかなかやめられない。。。。そのような青少年にも当然遭遇します。

 

 

 

 

 

しかし、そんなとき、私の脳裏には自分の子供たちが幼い時のことが浮かぶのです。

 

 

私の子供たちは2歳くらいの頃、ワーーって言って泣いたり、いやだいやだ!が本当に激しかったことを。

 

駅で突然泣き始めて、途方に暮れたこともありますし、わけもなくベビーカーからは足を出して泣きながらベビーカーを止めようとしたこともありました。。。。道路の真ん中で途方に暮れたことも何度となくあります。

 

 

私を救った母からのアドバイス

 

 

 

そこに私の母からのアドバイス。これが私を救ったのです。

 

「やーだーーーー!」が始まったら、「そうか、いやなのか。いやだね、こまったね」と一旦言ってあげなさい。

 

そこから私の子育てはとても楽になった記憶があります。

 

私が青少年と触れ合うにあたり、この経験がとても役立っているように思います。

 

 

 

 

そうです! 大人の私たちの眼からみて問題行動に見えても、そんな時こそ「その行動を直ちに正したい」と思う気持ちは一旦脇に置くのです。

 

例えば私語がやまないときでさえ、「楽しいのかな。」とまっすぐ生徒の眼を見て語りかけます。

 

すると不思議に私語もやみます。

 

新学期が始まったころ、攻撃的に見えた女子生徒も今では、しっかり勉強を始めて、先日の小テストでは満点近くを獲得しました。そんな一つ一つが彼ら彼女らの自信につながっていくのです。

 

 

 

 

生徒たちの「できない」「難しい」。。。。そんな悲しいまでに低い自分に対するイメージを、書き換えてあげることが、私は大人としての責任だと感じています。

 

私たちの彼らに対するちょっとした言葉がけや、彼らに対していったん判断を下したくなる衝動を脇に置くことで可能になります。

 

ここには大人たちの、自分の人生に対する鍛錬も必要になると痛感しています。

 

 

 

 

 

「ダメだ!」「こうしなさい!」言いたくなるのを、一旦ぐっとこらえて、「そうなのか、こまったね。どうしようかね」と一息置いてみていただければと思います。

 

もし、読者の皆様の中で、青少年に扱いに困っていらっしゃる方がいいたしたら、是非試してみてください!

 

彼らは思いのほか単純で心優しいです。

 

 

そんな一息が、青少年には、この大人は「自分を受け入れてくれている」というサインとなり、安心感となる。。。これらが彼らが生来持っていた能力もやる気も引き出すように感じています。

 

 

 

 

 

 

本日も最後までお読みくださいまして、大変ありがとうございました。

 

素晴らしい週末をお過ごしください。

HIROMI