皆さま、こんにちは!

 

英語講師のHIROMIです。

 

 

前回は高校1年生の人生初のシャドーイング成功体験についてお話しさせていただきました。

 

シャドーイングの効果についてはいろいろなところで触れられるようになってきましたが、そのための準備が必要だということをお伝え出来たら幸いです。

 

今日は、そのことに関連して、学びの順番を整えることについてまとめてみたいと思います。

 

これから数回にわたって英語学習についてまとめてみたいと思います。

 

「4技能をバランスよく伸ばすことの大切さはわかるけれど、具体的にどうすればいいのだろう」という疑問をお持ちの方に少しでもお役に立てれば幸いです。

 

 

まずは土台を整える!その1

 

 

まずは土台を整える!

 

やっぱり語彙は大切です。

 

私自身、語彙は集中的に学んだと思うのですが、今もなお、知らなかった単語に出会うこともあります。

 

ですので、語学を学ぼうとする限り、未知の語彙は継続的に習得する必要があると実感しています。

 

ただ、基本的な語彙はやはり、単語集を短期間で集中的に、音声とともに、クイックリスポンスなどの練習方法を使って学ぶと良いようですね!

 

文章を読んだり、聞いたりすることがすごく楽になります。

 

 

それから、知っている単語を使えるレベルにすることを心がけると、表現の幅がぐっと広がります。例えば、英検で言いますと、1つ下のレベル級の単語をきっちりと使えるレベルにするだけで、英作文の質が向上するように思います。

 

一見易しい単語も侮るなかれです!

 

 

 

 

もう一つの語彙の学びは読みながら、聞きながら学ぶルートによるもので、読んだり、聞いたりしたものから新しい表現を集めた自分専用の単語帳を私は継続して作成しています。

 

ごくごく簡単なメモです。繰り返し見ていくことで、使いまわしのできる語彙が増えてきたように感じています。

 

私のすぐ隣と正面の席に座っていらっしゃるネイティブスピーカーの先生の爆速英語にも、こうやって集めた語彙がふんだんに使われているに気づきます。

 

語彙を集中して学んだからこその気づきです。

 

今一つ、英語力の伸びを感じられられない方がいらしたら、地味な学びではありますが、語彙の学びを見直して見られるのも一つかもしれません。

 

 

何を隠そう、実はネイティブの先生の爆速英語は、なんとか理解はできるのだけど、苦手な感じが伴っていて、表面的な会話で済ませようとしていた感覚がありました。

 

ある種の逃げだったと反省しております。

 

しかし、語彙について心を向けるようになってから、そして、使える語彙を増やそうと心がけるようになってから、私のジョークも時折炸裂しております。

 

その先生も私に安心して話しかけられているように思います。人間同士のコミュニケーション。この安心感はかけがえのないものです。

 

心のコミュニケーションにもやはり準備が必要なようですね!

 

発音もお忘れなく!

 

 

語彙の学びに並行して、発音もお忘れなく!

 

語彙が増えても、正しい発音で発話できなければ相手に自分のメッセージを伝えられません。

ですので、語彙の強める一貫に、発音学習は必須ですね!

 

私の発音学習

 

 

ネットにも発音記号を解説してくれているサイトをよく見かけます。

 

これらを使われるのも手ですし、私の場合は、「英語耳」という本を使って短期集中で練習しました。

 

発音は大学の頃の音声学で学んだことはありますが、こうした書籍を通じて、日本語と英語の音の違いを学びなおしたことを通じて、生徒への授業のバリエーション、話題の幅がすごく広がったように思います。

 

発音学習そのものにはさして時間はかかりませんので、よろしければネットや書籍でおさらいされるのもお勧めです。

 

 

 

 

「英語耳」に出てくる発音練習を授業冒頭でさっくり取り扱うことで、昼食後の眠ーくなりそうなクラスも楽しく運営できています。

 

若い世代は敏感です。ですので、私も自身の学びをいつもアップデートしていきたいと思っています。

 

ネットの世界は果てしなく広がりますが、こんな身近な世界の小さな変化も素敵だな、と感じたりもしています。

 

英語のインプットとアウトプットの相互作用については、私も以前からとても関心が強かったのですが、インプットのための準備の位置づけで、発音学習を含む語彙の学びを捉えなおすこともできると考えています。

 

 

 

 

インプットの準備のためのもう1つの重要な柱は文法ですね。

 

このことについてはまた、手短にまとめてみたいと思っています。

 

 

本日は最後までお付き合いくださいまして有難うございます。

 

人生100年時代、こんな日々の身近な生活を切り口に学びを継続していくことで、日々の暮らしに彩が増しているように感じています。

 

この生活の彩、大切にしていきたいものです。

 

みまさま、どうぞお元気でお過ごしください。

 

HIROMI