ブログへのご訪問をありがとうございます。

 

 

長らくブログをご無沙汰いたしました。

 

 

 

英語はシンプルな方法で学べますので、

私が使えると思った方法は、

今までのブログでほとんど書いてしまった

という感があったのです。

 

英語学習のヒントに関しては

まだまだ考えうるものもあるかもしれませんが、

それはまたの機会に譲るとして、

 

 

 

今日は以前のブログでご紹介した、

授業中に何にも、そう何にもしなくて

ぼーっとしているだけだった

はじめ君(仮名)の後日談をしたいと思いました。

 

はじめ君は、授業中にとってもおとなしくしていて

何にもしない、鉛筆も持たない、ただじっとしている、

という生徒でした。

 

 

ある日、少し鉛筆を握っているタイミングで

声掛けしたところ、授業に参加し始めたお話を

以前のブログでご紹介しました。

 

そのはじめ君、今回の期末テストで特典が40点も上昇したのです。

凄くうれしそうでした。

彼の瞳に喜びの感情を見たのは今回は初めてでした。

 

 

 

このチャンスを逃してなるものか!!

「よかったね!!」と喜びを共有した後、

「やればできるでしょ!!本当に!英語はやればやるだけ

できるようになるんだよ。はじめ君は本当はできる子なんだよ。」

と」褒めまくりました。

 

彼がクラスで最低レベルの成績なのを知っているので、

他の生徒も私たちのやり取りをニコニコ笑って

見守っていました。

 

彼の一言、はにかんだ一言が小声でかえってきました。

「おれ、めちゃくちゃがんばりました。」

 

この体験です。この体験さえあれば、そして

この体験を積み重ねいくことさえできれば、

彼は彼独自の人生を切り開いていけると思います。

 

 

 

 

どんなに扱いの難しい生徒も「できるようになりたい」

という願いを心に秘めている。

 

私たち大人は、少しでも何かその子が進歩を見せたなら、

その時をキャッチして、できたこと、できるようになったことを

褒めてあげたい、そう切実に感じた瞬間でした。

 

彼の中の自己肯定感はとても低かったのかもしれません。

 

それが、ただ授業に参加して、

テスト勉強をした、そして実際に結果がでた、

それだけで、彼の自己肯定感が跳ね上がったのだと思います。

 

一人一人のガラスの心を持った子供たちが

自己肯定感を上げることができるよう

辛抱強くその時が来るのを待って、待って待ちまくって、

そして心からの言葉をかける・・・・

 

そのことは子供たちにかかわる大人のタスクなのかもしれません。

 

 

そしてそんな言葉がけがでいるよう、

私も自分に対して自己肯定感を上げていけるよう、

小さな達成を積み重ねていこう、

それを私も生活の信条にしています。

 

次回のブログでは

自己肯定感について掘り下げて考えていきたいと

思いました。

 

これは英語学習にもつながります。