英語の学びでの復習の効用
はじめに英語学習で中級者から上級者に進むためには「インプットの量を増やすことが大切だ」とよく言われます。確かに私もそう思いますが、それができる段階に至る以前のステージでは、すでに学んだものの「復習」もとても大切だと感じています。インプットと並行してできれば最高ですね!実は、これからお話しする内容は、私が高校生の読解の授業で日々実践していることのエッセンスでもあります。生徒たちに対して自分が普段行っていることを振り返る中で、語学をブラッシュアップされている皆様にもお役に立つのではないかなと思ったのです。復習の活用例えば、「一度わかった」と思った文章を、もう一度精読してみる。そのときに意識したいのは、 どこが主張(ポイント)なのか どこがその説明や理由、具体例なのかというように、文章の役割を意識して読むことが大切かと思います。そして「要するにこのパラグラフは何をいっているのかな?」と自問ながら読み直すことで、理解は一段と深まります。このような読み方は、英検の要約問題の対策にも直結すると思います。「要点を拾いながら、強弱をつけて読む。。。」そんな読み方です。表現のストックもう一つ大切なのが、表現のストックです。「これは使いたい」と思った表現のリストの効用は常々感じてきましたが、特に効果を感じたのは、カードの活用です。片面に日本語、もう片面に英語を書き、これから「使いたい表現」をストックしていくことに効果を感じました。そして、ちょっとしたすき間時間に、日本語を見てすぐに英語が出てくるように練習します。いわば、「クイックリスポンス」ができるまで、表現を口になじませていくのです。そしてこの方法は、私自身が英検1級取得の際、ライティングとスピーキングの対策として実際に活用していたものでもあります。表現のストックが増えれば増えるほど、読んだり聞いたりすることも楽になります。生徒たちにも勧めていますが、効果は抜群の様子です。こうして蓄えた表現は、ライティングやスピーキングで大きな力になります。エッセイを書くときも、すでに身につけた表現、つまりさらっと口をついて出てくる表現を、自分のアイディアや論理構成に当てはめていくことができるようになりますと、ハードルはぐっと下がります。また、スピーチの際も、口をついて出る表現が多ければ多いほど、精神的な負荷も下がります。すでに学んだものを、丁寧に磨き直す上級者、つまりネイティブのように自然にさらさらとインプットできる段階に至るまでには、どうしても時間がかかります。だからこそその手前の段階では、新しいことを次々に取り入れるだけでなく、すでに学んだものを、丁寧に磨き直すことが重要なのではないでしょうか。さいごに皆さまにとっての「復習」は、どのような形でしょうか。日々の小さな積み重ねが、確かな力につながっていくはずです。そして、私は自分が凡才だからこそ、語学だけではなく、日常では積み重ねを大切に大切にしております。では皆様、どうぞお元気でお過ごしください。記事の装飾などが苦手な私は、編集の気軽さから、最近はnoteに投稿することが多くなりました。もしよろしければご覧になっていただければ嬉しいです。ヒラリ|note「半径1.5メートルの素材を生かして、生活と学びをクリエイティブに!」がモットーの毎日。日々の気付きを記していきます。企業でのテクニカル・ライティングや企業広報誌の執筆・編集の仕事など、言葉に関わる仕事に携わったのち、専業主婦を経て、中高一貫校にて英語教育に携わって15年目。note.com