†お茶会?†
お茶会の席に座ると
帽子屋がテーブルにクロスを広げる
するとティーセットやお菓子などが出てくる
席順は正面の席に女王と王そして女王の隣に私
私の正面の王の隣はまだ空いている
その横でチェシャ猫がいつの間にか
始まってもいないのにお菓子を頬張っている
その隣にはお利口にしている牡蠣ちゃん
お菓子を勧められても我慢し
まだ食べちゃ駄目だよ~~と
精一杯注意してるがチェシャ猫はお構い無し
牡蠣ちゃんの隣にはあらあらと
やはり追い付けなかった三月兎が来る
走ったせいかほんのり頬が赤く呼吸が少し荒い
その後ろには眠そうに目を擦り羊の人形をつれた
眠り鼠が手を引かれてくる
案の定眠り鼠は席に着くなりテーブルに
突っ伏して寝てしまった
それを横目でやれやれといった感じで
見る帽子屋は私の隣でお茶を注ぐ
全員のカップにお茶を注ぎ終わると
丁度良く白兎がトゥイードルの双子ともう一人
私の影をつれてくる
「あぁ、影ちゃんやっぱり出掛けてたんだ。ありがとう白兎ちゃん」
私が微笑み影を手招きすると私の前の席に座る
影といっても平面でも黒塗りでもなく
ちゃんと可愛い女の子だ
私なんかよりも数倍どころか
数十通り越して数百倍は可愛いくおとなしい子だ
「トゥイードルの双子のとこまで、こんな短時間で往復して疲れたろ?」
帽子屋が私の隣に座る白兎に話す
白兎は「平気……慣れてるし……大丈夫……」と答える
見た目にも三月兎のように息切れや疲れはない
トゥイードルの双子のとこは一番遠いところにある
私は余り近づいては駄目と女王に言われてるが
少しくらい話しにいく程度なら大丈夫よと王はいう
なのでよほどのことがない限り私からはいかない
度々欠席することがあるがお茶会には来るので
なるべくその時に話すことにしている
とはいっても話題はほとんど無い
トゥイードルディーは物静かで余り話さないし
メンバーの中で唯一の男の子のトゥイードルダムは
いつも眉間に皺を寄せて考えている
でも二人とも話すととても親切で優しい
ダムと帽子屋はとても仲良しだ
いつも話しているが先程の通り
ダムは唯一の男の子で帽子屋は女の子だ
多少というより多く男っぽいが……
白兎の隣に帽子屋でダム、その隣にディーが座る
すると部屋の隅で話していた王と小さな陪審員が
ディーの近くの壁際でお茶の準備を監督していた
女王に呼ばれ席につく
陪審員は眠り鼠の隣で少し距離があるが王の向いだ
その隣の席が空いているがダイナの席だ
そして王が席につき女王が
自分の席の近くでカップを持つ
「じゃ乾杯しましょ、何でもない日に」
そう言ってカップを少し持ち上げる
『何でもない日に』と全員が続きお茶会が始まる
「って、何よこれ!?」
ようやく座った女王が声を上げた
それもそのはずで目の前にある
三つのケーキスタンドに
ところ狭しと並んでいたお菓子が
綺麗さっぱり無くなっている
合計で八個のケーキスタンドは
三段の物が二個で五段の物が4個あるが
女王が居た位置からは端の三つは見えない
「誰がこんなことしたのよ!!正直に言いなさいな!!首を跳ねてやるわ!!」
そんなこと言ったら誰も言わない気がするが……
当然犯人はチェシャ猫である
「始まってもいないのに食べるなんていけないよぉ」
と当の本人であるチェシャ猫は
知らんぷりをしてあろうことか牡蠣ちゃんを見ている
牡蠣ちゃんはこちらを鋭く見た女王とチェシャ猫
二人の顔を泣きそうな顔でチラチラ見ている
「ってアンタでしょうがチェシャ猫!!」怒鳴る女王
あちゃバレたと悪戯っぽく嗤い逃げ出そうとする
「逃がすか~~!!」と注がれていたお茶を飲み干し
追いかける女王
「もう、チェシャ猫のおねぇちゃん酷いよ~~!!僕すっごく怖かったんだから~~!!」
急いでお茶を飲んだ牡蠣ちゃんも慌てて追いかける
「また始まった……」
お茶を一口飲み疲れたように帽子屋
「新しいお茶とお菓子を頼む」
ぐいっとお茶を飲み干したダムが席をたつと
同じく飲み終ったディーも席をたつ
「トゥイードル!!手伝いなさい!!」と女王
お茶会になるとほぼ毎回このやり取りになるので
二人は先に動いていたのだ
「私らもいこうか。いい運動になるし。三月兎は眠り鼠ちゃんを見ながらいかれ帽子屋の手伝いをしてて」
こんな騒ぎでも一向に起きない眠り鼠を見つつ
猫舌の私も丁度良く冷めていた
ハーブティーを飲み終え
同じく飲み終ったみんなを連れてぞろぞろと後を追う
多分庭の方まで追いかけっこは続いてるんだろうな
私は軽く準備運動して走り出す
(挿絵/Ant-Me)
お茶会の席に座ると
帽子屋がテーブルにクロスを広げる
するとティーセットやお菓子などが出てくる
席順は正面の席に女王と王そして女王の隣に私
私の正面の王の隣はまだ空いている
その横でチェシャ猫がいつの間にか
始まってもいないのにお菓子を頬張っている
その隣にはお利口にしている牡蠣ちゃん
お菓子を勧められても我慢し
まだ食べちゃ駄目だよ~~と
精一杯注意してるがチェシャ猫はお構い無し
牡蠣ちゃんの隣にはあらあらと
やはり追い付けなかった三月兎が来る
走ったせいかほんのり頬が赤く呼吸が少し荒い
その後ろには眠そうに目を擦り羊の人形をつれた
眠り鼠が手を引かれてくる
案の定眠り鼠は席に着くなりテーブルに
突っ伏して寝てしまった
それを横目でやれやれといった感じで
見る帽子屋は私の隣でお茶を注ぐ
全員のカップにお茶を注ぎ終わると
丁度良く白兎がトゥイードルの双子ともう一人
私の影をつれてくる
「あぁ、影ちゃんやっぱり出掛けてたんだ。ありがとう白兎ちゃん」
私が微笑み影を手招きすると私の前の席に座る
影といっても平面でも黒塗りでもなく
ちゃんと可愛い女の子だ
私なんかよりも数倍どころか
数十通り越して数百倍は可愛いくおとなしい子だ
「トゥイードルの双子のとこまで、こんな短時間で往復して疲れたろ?」
帽子屋が私の隣に座る白兎に話す
白兎は「平気……慣れてるし……大丈夫……」と答える
見た目にも三月兎のように息切れや疲れはない
トゥイードルの双子のとこは一番遠いところにある
私は余り近づいては駄目と女王に言われてるが
少しくらい話しにいく程度なら大丈夫よと王はいう
なのでよほどのことがない限り私からはいかない
度々欠席することがあるがお茶会には来るので
なるべくその時に話すことにしている
とはいっても話題はほとんど無い
トゥイードルディーは物静かで余り話さないし
メンバーの中で唯一の男の子のトゥイードルダムは
いつも眉間に皺を寄せて考えている
でも二人とも話すととても親切で優しい
ダムと帽子屋はとても仲良しだ
いつも話しているが先程の通り
ダムは唯一の男の子で帽子屋は女の子だ
多少というより多く男っぽいが……
白兎の隣に帽子屋でダム、その隣にディーが座る
すると部屋の隅で話していた王と小さな陪審員が
ディーの近くの壁際でお茶の準備を監督していた
女王に呼ばれ席につく
陪審員は眠り鼠の隣で少し距離があるが王の向いだ
その隣の席が空いているがダイナの席だ
そして王が席につき女王が
自分の席の近くでカップを持つ
「じゃ乾杯しましょ、何でもない日に」
そう言ってカップを少し持ち上げる
『何でもない日に』と全員が続きお茶会が始まる
「って、何よこれ!?」
ようやく座った女王が声を上げた
それもそのはずで目の前にある
三つのケーキスタンドに
ところ狭しと並んでいたお菓子が
綺麗さっぱり無くなっている
合計で八個のケーキスタンドは
三段の物が二個で五段の物が4個あるが
女王が居た位置からは端の三つは見えない
「誰がこんなことしたのよ!!正直に言いなさいな!!首を跳ねてやるわ!!」
そんなこと言ったら誰も言わない気がするが……
当然犯人はチェシャ猫である
「始まってもいないのに食べるなんていけないよぉ」
と当の本人であるチェシャ猫は
知らんぷりをしてあろうことか牡蠣ちゃんを見ている
牡蠣ちゃんはこちらを鋭く見た女王とチェシャ猫
二人の顔を泣きそうな顔でチラチラ見ている
「ってアンタでしょうがチェシャ猫!!」怒鳴る女王
あちゃバレたと悪戯っぽく嗤い逃げ出そうとする
「逃がすか~~!!」と注がれていたお茶を飲み干し
追いかける女王
「もう、チェシャ猫のおねぇちゃん酷いよ~~!!僕すっごく怖かったんだから~~!!」
急いでお茶を飲んだ牡蠣ちゃんも慌てて追いかける
「また始まった……」
お茶を一口飲み疲れたように帽子屋
「新しいお茶とお菓子を頼む」
ぐいっとお茶を飲み干したダムが席をたつと
同じく飲み終ったディーも席をたつ
「トゥイードル!!手伝いなさい!!」と女王
お茶会になるとほぼ毎回このやり取りになるので
二人は先に動いていたのだ
「私らもいこうか。いい運動になるし。三月兎は眠り鼠ちゃんを見ながらいかれ帽子屋の手伝いをしてて」
こんな騒ぎでも一向に起きない眠り鼠を見つつ
猫舌の私も丁度良く冷めていた
ハーブティーを飲み終え
同じく飲み終ったみんなを連れてぞろぞろと後を追う
多分庭の方まで追いかけっこは続いてるんだろうな
私は軽く準備運動して走り出す
(挿絵/Ant-Me)