クリントイーストウッドで解く老害の定義 | エンタメがカルシウム

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運び屋

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    

2018年公開の『運び屋』

 

爺さんで現役

監督も脚本も出演も勤めて

 

しかも通算で飽きずに観ていられるて

この人くらいなのワタシだけですかね。

 

クリント亡くなったら

高倉健並にショックかも

\コロスな/

ねー

 

 

 

 

 

 

 

映画業界にどうしても多い

左派寄りの文化人なんだと思うんですけど

ほんっと毎回、構想が上手にまとまってて

派手さは年々なくなりながらも

毎度、老害っぽい頑固じいさんな主人公に

ちゃめっ気と哀愁あるのがいいんですよね。

(硫黄島は見てません)

 

さほど裕福でもなく

生真面目に同じところで働いてきて

収まるとこに収まってる

中流階級の横ばい老人って感じで。

 

どっちかいうと

アメリカよりも

日本の文化に

ウヨウヨいそうな老人像じゃないですか?

 

人種差別なども毎回、盛り込まれていながら

結局は世界中の弱者っぽい若者の味方で終わる

クリントさん

 

老害から一転

時代を受け入れる

愛され爺さんの一生みたいな。

 

そもそも老害という言葉が乱用されてる昨今なので

クリントの描く主人公の

疎まれ具合程度では

老害という言葉は等しくないのですが…

 

毎度チャーミングで

拗れてはいないのが

クリントの描く

老人の希望と刹那なんじゃないでしょうか。

 

頑固だけど、

すぐ謝れるというか

 

いざって時は柔軟で

教育に道徳という当たり前の着地点で終わる的な。

しかも富裕層が滅多にない。

(ワタシは見たことない)

 

グラントリノでは

中国の底辺な若者にも

大工を教えた。

さらに筋がいいと

工具をプレゼントした。

 

今回も

 

薬の運び屋しながらも

 

道すがらで

インターネットが繋らず

困ってる黒人の若者に

ニガーと皮肉を言いながら

タイヤ交換を

一緒にやってあげてる

(教えてあげてる)

 

してやるだけでなく

実践として見せてる、

させてあげるのが見所。

 

何気に

自分たちの

時代にしか

できないことであろうことを

若者の

適材適所で指導してるという。

 

無人島でも生き残れる

サバイバル力というか。

(戦争にも行ってるし)

 

ネット情報も結局は

お金なので

 

お金に頼らないでも

できるスキルを

教えてあげてますよね

いっつも。

 

 

グラントリノは

アジア人差別を受ける

チャイナタウンの

息子だったけど

 

運び屋は

メキシコ人の悪い組織で

 

恒例の如く

外国移民の

チンピラ にも

馴染んでくんですよね

(恒例いうても

グラントリノから

10年ぶりだったそうですが)

 

頑固で皮肉屋だけど

他人の息子、娘に

頑固もんの正義を押し付けたりもしない。

 

グラントリノと大きく違うとこ

 

老人が

“犯罪を犯してしまう”なんですけど

 

ヨボヨボでカボソイのに

恫喝にも怯まないから

ヒョオヒョオと

犯罪を犯していて

ヨボヨボなだけに

警官にも疑われない設定が

ジワジワきます。

 

何より

警官が男前な上に

色気あるんですよねぇ

ニヤニヤ

 

最後にテロップ出るんですが

ニューヨークタイムズに

掲載された

実際の事件記事に

インスピレーションを

受けたとかありました。

 

『グラントリノ』との

違いは“犯罪”

 

運び屋での実際の事件の犯罪者との違いは

罪を犯した後の

“誠実さ”らしいのですが。

 

8割がた

ノンフィクションっぽいんですよね。

 

違うところは一つだけ。

 

この老人の事後行動です。

 

人格が違うとまでは言い切れません

(ニューヨークタイムズの

事件記事を読んでないので)

\おい/

ねー

 

だって翻訳機にかけるもメンドクセェ

 

だから実際の事件の老人の

事後行動のニュアンスは

”人の手によって“変化してるかもしれんでしょ。

←ニューヨークタイムスだし

\NYTは反日て

おぼえたてやろ/

ねー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

老害て何?

 

 

 

 

 

 

 

 

    

“2011年に逮捕されたレオ・シャープは87歳‥逮捕歴もなく普通の老人。駄菓子菓子レオ・シャープは映画のクリント・イーストウッドの様に誠実な人間では無かった”

 

 

 

 

 

 

”あなたの感想ですよね“な私のとは

明らかに違うであろう

プロ?の記事をお借りしときます。

 

 

 

 

 

 

美化した物語と老害の定義

 

 

 

 

 

    

実際の事件にインスピレーションを受けながらも

実際の事件よりも人物像は

美化された物語となってるようですが。

 

『舞妓さんちの賄いさん』でも

そうですよね。

 

元舞妓さんの真実のセクハラや虐待の訴えにより

『ファンタジー化して美化すんじゃねぇ』的に

一般人から

問題提起されてしまう。

 

舞妓さんからしたら

一緒にしないで!とか言われるかもだけど

たまたま夜の街で

10年バイトしてた

経験則として

むしろ悪いイメージの方が

少なくて

そのうちの2年くらいは

派遣でいろんなお店にいったから

このドラマの世界観が

ファンタジーではなくて

実際に、なきにしもあらずなとこ

知ってました。

 

 

ファンタジーではない。

知ってたんですよ!

 

 

 

 

そりゃオドオドシイ事件だって

隣り合わせな

世界だったと思うけど

インテリと同等に

難しい話をしてる人も沢山いましたし。

 

ワタシはNo.123の

ヘルパーで

食べてただけだけど。

 

\微妙な自慢すんだなマネージャかよ/

ねー

 

一緒に高級なご飯をご馳走に。

 

氷河期世代なので

就職できないから

繋ぎで来てた人もいたけど

その子がヤリガイを

その世界で見出してしまっても

親は、やっぱり反対してたから

社会的に下げずんで見られる世界ではある。

 

そこに老害は

たまたま居なかった。

 

 

昼夜掛け持ちでは

身体きついし

ほぼ客に嫌われないから

レギュラーやれば言われたけど

昼も夜も正社は覚悟がいった。

 

虐げられる職業だからこそ

 

だからこそ

闇に堕ちない

堕とさない術をしってた

経営者や姉さんたち沢山見かけましたけどね。

(昼間の御立派な社会では上司に当たりますよね)

 

もちろん

お祭りの時など

カフェに立ち寄るだけで

向かいに

竹内力や白竜みたいな風貌の

○○○座ってたり

 

それも映画みたいで面白かった。

 

裏でどんなことしてっか知らないけど

 

ケーキ食べながら

仁義なき戦いのメロディを鼻歌して

姉さんらに

やめなさい!怒られたことあります。

 

だから

チャラリー鼻から牛乳〜に変えました。

\小学生か/

ねー

 

ちょうど姉さんたちには

琴乃、桃乃、菊乃?的な

キャラのトリオ的なコンビもいたし。

 

下っ端とはいえ

ほっぺプニプニも

よくやられたので

ドラマは

愛された日々の

既視感でした。

 

あれを虐待というなら

そうかもしれんけど

\おい裏切るな/

ねー

 

 

少女を売るような熟女の

好みじゃないんでしょうね

悪しき習慣のとこって

派遣されても

興味持たれないし

縁がなかった。

笑い泣き

 

運び屋に話戻すと

 

 

実際のレオシャープという方が

 

警官をも脅したりするし

逮捕された時に

ちゃんと罪を認めなかったからと言って

 

果たして

花を愛したレオシャープが

花事業に失敗して家族にも見放され

ヨボヨボ老人なってから

犯罪に手を染めたからと言って

逮捕されたとき

駄々捏ねたからの一つで

老害かと言ったら

私には最早、よくわかりません。

ガーン

 

ほぼ環境設定は似せて作った物語で

映画の物語は

実際と違う事後行動に

されてることによって

そこ(犯人の事後、行動)との

比較哲学こそが

クリントイーストウッドの

問題提起な気がします〜。

指差し

 

舞妓さんちの賄いさんでも

そうじゃないですかね。

 

俳優たちが美しく

魅力的に映った花街。

 

駄菓子菓子

カテゴリは

マジョリティが

見下してるであろう水商売

 

特に女医には

よく見下された。

 

そんな中での

元舞妓さんによる

訴訟騒ぎ。

 

ドラマを

現実や事実と違い美化してると

子供たちに悪影響だと

騒ぐ前に

 

何が違うのか調べたりして

自分の中にある

バイアスや先入観を

知ったり感じたりしながら

 

自分の中にある

先入観を解き続けて

 

そっから

いざって時の行動に備えたいですよね。

 

物語なんてバイアス作りです。

 

絶賛炎上中の

(Twitterのみ酷い)

成田先生のお友達の

AV女優である

紗倉まなが感慨を受けた

近親相姦小説『私の男』に

猛烈な批判も集まったことと同じように

 

それぞれにトラウマもあろうし

フラッシュバックおこるほど

不愉快だったら

それらの文学や文化から逃げてもいいし

 

嫌なら見ないならいい。

 

エンタメやSNSは

それが出来るんだから。

 

その話をウイウイ

巷でやってる談義からも

逃れればいい。

 

彼ら彼女らを忌み嫌い

そこの変態も

そこの老害も

執拗に

自尊心まで傷つける必要はない。

 

 

 

 

イケメンが出てないと

完走できない祖母も

クリントの作品だけは完走するので

韓国映画を見すぎで、

もうネタなくなると

クリントを見せます。

それが何本か続くと

『何日も爺さんばかり』て

ブータレほざきながらも観てます。

 

老人差別な祖母も

クリントとマブリは別腹のようです。

 

それだけ内容が面白いんでしょうね。

 

死ぬまでに若いイケメンをたくさん観とこうという

煩悩を超える内容だということでしょう

\イケメン好きに謝れ/

ねー