『アマルフィ 女神の報酬』ロケ地(ローマ編) | 自分のための旅行メモ

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海外旅行は気に入った場所に何度でも行きたい派☆
2013~2017年に7回行ったイタリアとスペインについて、思い出やら覚え書きやらをランダムに書いていく予定です。
写真はデジカメで撮っているためサイズオーバーでアップできません。

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映画はクリスマスのイルミネーションが美しいローマの街並みと楽しげな人々の姿から始まります。

サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂バルベリーニ広場サン・ピエトロ大聖堂ナヴォーナ広場スペイン広場などの観光名所が息つく暇もなく次々と出てきます。

 

紗江子(天海祐希)が滞在しているホテルはグランド・ホテル・プラザ・ローマ。スペイン広場から数百メートルの近さ、コルソ通り沿いにあるクラシックなホテルです。

『アマルフィ』ではフロント、エレベーター、ロビーラウンジが、バーは『ホタルノヒカリ』で使われています。

コルソ通りと道の反対側にあるサンティ・アンブロージョ・エカルロ・アル・コルソ教会も少し出てきました。

 

安達(戸田恵梨香)が黒田(織田裕二)をフィウミチーノ空港まで迎えに行く場面ではポポロ広場双子の教会のカットが、そしてパラティーノの丘コロッセオが2人の乗った車の窓から見えます。

チルコマッシモをはさんで見るパラティーノの丘は私が好きなローマの景色の一つです。

 

安達と2人の大使館員(大塚寧々、伊藤淳史)が食事をする店はファルネーゼ広場とカンポ・デ・フィオーリの間にあるファルネーゼ

黒田と佐伯(福山雅治)が落ち合う店がトラステヴェレで有名なバールのサン・カリスト

2人が歩く洗濯物がはためく路地はサン・カリスト近くのチンクエ通りです。

ファルゼーネは撮影の時とは店が変わっているようでした。今年の夏にもう1回DVDで確認して行ってみるつもりです。チンクエ通りもはっきりここだ!と判らなかったので再チャレンジします。

サン・カリストは映画そのままの雰囲気でした。ただ行った時は部屋の中のテーブルや椅子が全部表に出されてしまっていて、外でぎゅうぎゅう詰めになって座るという状況だったので、織田&福山なり切り作戦(?)が実行できませんでした。

 

誘拐事件が起きる場所はカピトリーニ美術館の中、参事官(佐野史郎)と警察が車で乗りつけるのがカンピドーリオ広場、紗江子が藤井(佐藤浩市)に電話をした美術館の通路からはフォロ・ロマーノが見えます。

夫婦を装った黒田と紗江子は犯人からの取引場所の指示に従ってテルミニ駅サンタンジェロ橋・サンタンジェロ城スペイン階段・トリニタ・デイ・モンティ教会と移動し、教会前の広場で身代金の入ったバッグを奪われます。トリニタ・デイ・モンティ大通りの見晴らし台で捉えられた男は犯人ではありませんでした。

何の説明もいらない有名観光地のオンパレードです。

 

黒田と紗江子は監視カメラを確認するため教会に向かいます。共和国広場サンタ・マリア・デリ・アンジェリ教会の前を車は走り抜けます。

物語上だと向かった教会はトリニタ・デイ・モンティ教会になりますが、実際はカンピドーリオの丘下にあるサンタ・マリア・デッラ・コンソラツィオーネ教会で撮影されたそうです。ここにはまだ入っていません。

 

警察に追われる黒田・紗江子・安達の3人が渋滞のため車を降りるのがコロッセオからから北に走るアンニバルディ通り。<支倉>で食事をした帰りに「おお~ここって、あのシーンの通りだ!!!」と偶然行く事ができました。自分で見つけた場所はテンションが上がります。

 

映画は新年のカウントダウンや花火で盛り上がるコロッセオ前やポポロ広場の様子で終わります。

寒いのが嫌で冬のヨーロッパの旅行は避けています。なのでクリスマスのイルミネーションに彩られたローマも見た事がありませんが、この映画はその時期に行った気にさせてくれる映画ですね。

 

あと大使館として使われた建物がどこにあるのかが分かりません。ご存じの方がいらしたらぜひ教えていただきたいです。