このご時世のあおりを受けて、今月エントリーしていたチャレンジ発表会は延期になりました。
基礎を鍛えようと思っています。
私は曲の練習はそこそこしましたが、理論と調、和音、運指のお約束(スケールアルペジオ)が抜けてるせいかどこか心もとない感がずっとありました。
 
実はツェルニーは、なにを練習したのか現時点でも全く覚えてません。
「記憶にございません」といいたいくらいです。
 
そんななか私がいつも訪問しているブログのピアノの先生が、
ツェルニーを特集してくださるという
お知らせが!
これって、まさに私のためにプレゼンされた企画?
 
わくわくしています。
 
 
コアラコアラコアラコアラ
 

今日は少し後ろ向きなことを書きます。

鬱の方は読まれないでくださいね。

 
このブログは自己表現の練習を兼ねて,
自分が日々感じたことを残していきたいという気持ちで始めました。
去年の今頃ピアノはインテリアにしかなっていませんでした。
 
ブログ始めた頃は「ピアノを少し弾いています」と、自己紹介程度に書いて終わるつもりでした。
いつのまにか毎日練習していて、私自身が一番びっくりしています。
そして今のほうが楽しく練習できています。
 
ブロ友さんの記事を拝読していて自分が過去に練習していた曲のことがアップされていると、
よせばいいのに、寂しがりなもので「私も練習してました~」なんてコメントしていました。
 
今は弾けないくせに
シューベルトの「即興曲」、ドビュッシーの「月の光」、パタジェフスカの「乙女の祈り」を練習したことがあると、
カミングアウトしてしまいました。
 
ホントに私って嫌なヤツです・・。
 
こんな私ですけど、過去に何回もピアノを再開しようと試みたことはありました。
毎年調律をお願いしていて、その後数日はやる気が出ていたんですけどね。
そしてその都度ピアノの厳しく孤独な道のりに挫折してきまして▪▪。
 
 
子どものときのピアノ練習は、指の筋トレと曲を仕上げる練習が主でツェルニーを始めとするテクニック練習はほとんどしていません。
技術のないところを1から特攻隊のように練習していました。
理論もスケールも知りませんでした。
でも私は根気がなかったので、例えば異名同調・・のことなどなど
当時は習っても理解できなかったと思います。
 
練習したのは、
初期は「バイエル」「メトードローズ」「ハノン」「ピアノのテクニック」くらいですかね・・。
成長して「ソナチネ」を少し、「ソナタアルバム1」は10番だけ中途半端に終わりました。
それとシューベルト即興曲、これだけは唯一先生との相性がよかった曲集でしたね。
Op90-1(c moll)は、結構好きで沢山練習しました。
 
私は先生とは相性がよくないのを子ども心に感じていたし、親は先生を変わることも含めて、ピアノもピアノ以外のことも厳しかったです。
(先生はアルベニス、ドビュッシーを好まれました。私はベートーベン、モーツァルトが好みでした。)
私の中でピアノのこと、自分を取り巻いていた環境に色々おもうことがあって,
大人になってから積極的に弾く気持ちにはなれませんでした。
 
「ピアノが少しでも弾けるのなら、テクニックを磨いていけばいいじゃないの」と、
周囲からは結構言われましたよ。
 
でも子供の私はピアノを弾くことで現実から逃げていたし、
再開するとマイナスな気持ちを思い出しそうなので、
「ピアノに向き合う気持ちになれなかった」のが正直な気持ちです。
 
複雑な思いを抱えたピアノでしたが、なぜかピアノから離れることは身を切られる思いがしていました。
なので眺めるだけでいいからピアノを側に置いて置こうとおもっていました。
 
猫猫猫猫
 
 
ピアノレッスンは▪▪懐事情は少しよくなったけれど、まだ私の心の中でゴーサインが出てなくて▪▪。
 
こんなご時世ですが、オンラインレッスンはちょっと抵抗がありまして・・・
 
実はまだ音楽用語と理論がわからない状態です。
今先生に教わっても説明をお願いするだけで、時間ばかりたって会話が成立しないと思います。
人生の残り時間少ないシニアですので、自学自習でできる最大限まではやりたいです。
 
リストさんの「愛の夢」、ショパンさんのエチュードなどなど弾けるようになりたい気持ちは、
もちろん私にもあります。
けれど今の私の状態では、曲を作り上げる過程を楽しめないです。
 
 
なんてかっこいいことを言いましたけど、私は「特攻隊」的ピアノレッスンがつらすぎたので、
レッスンを受けるのが怖いだけなんです。
 
もちろんこれは昭和によくあったスパルタの教育なのは理解しています。
 
今の私は曲を仕上げるよりも一人でピアノと戯れていたいと思っていまして・・。
先生からはセクハラもモラハラもありませんでしたよ・・念のため。
ただ親が厳しすぎただけです。
 
 
ピアノブログを書き出した当初は、調を始め専門用語が全くわかりませんでした。
自分がまるでピアノの「もぐり」のような感覚が否めませんでした。
ブロ友さんの記事を読むたびに用語をググって調べました。
 
カデンツ、主音、トニック、ドミナント、平行調、アナリーゼ・・などなど
 
「こんなことも知らないで、あんだんてさんはよくピアノをしてきたよね・・」と、
皆さん、きっとあきれておられますよね。
 
「大人からピアノ」の皆さんには、推奨されない方法で学んだのは明らかですので。
 
作曲家の作品に関しても理解が浅かったです・・。
 
最近知った概念は・・ポリフォニー。
ピアノの先生とコメント欄でお話しして、yotube確認した結果やっと理解しました。
まだ私は知らない概念がありそうです。
 
調はト長調とヘ長調しか知らなかったのが、やっと理解と指が追い付いてきました。
 
ブログをするようになってまもなく「大人からピアノ」さんのブログにも訪問するようになって・・
 
皆さんのピアノへの愛情と情熱は、とても素晴らしいです。。
たくさんの勇気を頂いています。
 
実はブログを始めて、
「あのころに皆さんのような情熱があったら今頃・・」という気持ちで
落ち込んだことも結構あります。
 
でも皆さんのおかげで、ここまで来れました。
私には想定外です。
 
感謝です。
 
前を向いてピアノを練習します。
 
 
 
こんな中途半端な私だけど、これからも仲良くしていただけたら嬉しいです。
 
いつも私のぐちゃぐちゃブログを読んでいただきありがとうございます。
 
皆様どうか体に気を付けられてくださいね。