森谷裕一の放射線観測ブログ

森谷裕一の放射線観測ブログ

私が観測している、放射線等々についてです。

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放射線の話しではありません。

一年が過ぎました。
全世界の皆様のご厚情に、心から感謝を申し上げます。
当時は、今振り返れば
ただただ、不安でさ迷っていた
そんな気がします。

最近の風景を少々、貼らせて頂きます。






本吉町図書館前でボランティアが灯した、311



その向かいの、スーパー片浜屋。
自由に買い求める事の
その贅沢さを、
私は一生、忘れない。




随分と、綺麗になりました。



同じポイントから、小泉大橋側を望む。




本吉と気仙沼の境、大谷の沖ノ田地区
右手はお伊勢浜、そして瓦礫の山。
私が立つのは、消えた気仙沼線の線路跡。




気仙沼線最知駅付近。
亀山と重機。





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午前中、時間が空いたので
我が家から、小泉小学校までの通学路を
測定してみました。
あ、でも、
仮橋付近のエリアは、6月以来の道路だから
仮橋手前までを歩いて見ましょう。

特に条件付きの記載がなければ
Radex 1008 後方窓解放 地表1m 1分で測定しています。
それでは、スタート。



自宅の町道から、国道45号線へ合流する手前です。




そこから3m程進むと、砂泥がやや溜まった
雨水濃縮ポイントがありました。地表置き1分です。
集水面積は小さい為に、
線量自体は濃縮ポイントとしては、低めです。





更に国道を下ります。
足元には、枯葉・苔等がありましたが
線量は低めです。




国道から左に、旧道に入る入口です。
若干、線量が上がりました。




原因はこれか、?。

すぐ脇の側溝の地表置き1分の線量です。
ここより上のエリアの雨水が流れ着き、
ここでやや沈殿する、そんな場所です。
撮影の都合上、手に持っていますが
空中線量ではありません。





更に旧道を歩きます。
久しぶりに歩いた、そんな気かします。
いつもは、車でさーっと幼稚園まで行ってしまうため、
やや変化しつつある被災地の風景を、
只眺めつつ、日差しを浴びつつ、。





シーサイドパレス付近まで来ました。
さて、測定はここで終了です、
11時になったので、rtb。
昼食の準備をしなくては。



結果は、低めでした。
安堵。

しかし、逆に
1マイクロ越え等の場所も点在している
その事が際立ったか、。


高線量
=雨水濃縮
=集雨力の強さ
=大面積の家屋・舗装
イコール、それは即ち、
学校。幼稚園。

この縮図が、当地の線量の理論の様に、
私は思えます。









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仕事と家族構成、年齢、それにコスト。

それ故いつかは
一旦稲作を、休まざるを得ない。
その日が来るのを、予感してはいたものの、
まさか、まさか斯様な形でとは、、。

半分は砂泥と瓦礫、
もう半分は海底に没した、我が家の水田。
残る米も、最後の一回分になりました。
何か大切な時が来たら、
家族皆で食べよう。
それまで、とって置きます。

必ず浮草が生え、トノサマガエルがいて、
タニシが沢山いて、ザリガニもいて、
懐かしい過去には、トゲウオも亀もいた、。
偲んでばかりでも仕方ありませんが、
しかし、生活の変容には驚きます。
ましてや、放射線がどうのなどと
語らねばならぬ事になるとは。
判らぬ物です。








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