成長期・成熟期 | 丸 長朗のブログ(アジアの介護・福祉環境について)

丸 長朗のブログ(アジアの介護・福祉環境について)

こんにちは。
株式会社 日本介護福祉グループ(茶話本舗)
中四国支部の
丸 長朗です。
アジアの介護・福祉環境について中心に記載しております。
宜しくお願い致します。

昨日の高度経済成長期からの流れで

成長期・成熟期について触れさせて頂きます。


$丸 長朗のブログ


プロダクト・ライフサイクル Product Lifecycle

製品の売上と利益の変遷を4つの段階で説明するモデル。

導入期、成長期、成熟期、衰退期それぞれの市場環境と

基本戦略を提示する理論である。

プロダクト・ライフサイクルは

マーケティングという学問の黎明期の1950年に

ジョエル・ディーンが提唱した理論で

製品が市場に投入されてから、寿命を終え衰退するまでの

サイクルを体系づけたものです。

製品の売上と利益の変遷を、導入期、成長期

成熟期、衰退期の4つに分類し、それぞれの段階に

おける戦略の示唆を与えてくれます。


ライフサイクルの4つの段階


(1)導入期:製品を市場に投入する段階なので

需要も小さく売上も大きくありません。製品開発費が

かかるだけでなく、製品認知を高め、市場拡大

させることが最優先課題なので、広告宣伝費も

かかるため、利益はほとんど出ません。


(2)成長期:売上と利益が急拡大する段階で

競合他社も増加します。消費者ニーズも多様化するため

製品改良や差別化戦略を重視し、自社製品の

ブランド力を高め、市場に浸透させることが

重要な戦略となります。


(3) 成熟期:市場の成長が鈍化し

売上、利益とも頭打ちになる段階です。

上位企業にとってはコスト優位性を活かし

シェアを維持することが重要な課題で

下位企業にとっては生き残りをかけ

特定ターゲットをねらったニッチ戦略が

重要になります。


(4)衰退期:値引き競争が頻繁に行われ

売上も利益も減少する時期です。

投資を抑えて効率性を高めながら

既存顧客を維持することが重要な課題になります。

また、ブランドの残存価値を他の製品に活用したり

撤退時期を判断することも重要です。


短縮する製品の寿命

 プロダクト・ライフサイクルの4つの段階は

すべての製品に当てはまるわけではありません。

製品力がなければ、導入後すぐに衰退してしまいます。

また、最近では、消費者ニーズの移り変わりの早さと

POSデータによる売れ筋商品分析の影響から

サイクルの周期が短くなっています。
(中川理 野村総研HPより引用)


経済にも周期だったり通例が存在します。

しかし、それはあくまでも例だったり

過去の事です。

大切なことは過去から何を学び

次にどのように活かすかだと考えています。

介護にも類似したこと、活かすことがあるのかも

知れませんね。


最後に名言を一つ

いま自分にできること。

 がんばればできそうなこと。

 そういうことを

 積み重ねていかないと

 遠くの大きな目標は近づいてこない。